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今朝方夢で見た霊を見る方法だけど、現実でできるのかは知らない。だって夢で見ただけだもん。

作者: 七波十夢
掲載日:2023/01/07

 私は最近、ここ「小説家になろう」のユーザネームを変更した。


 それまでのユーザーネームは、登録者しか評価ができないことを知って「どうしてもどうしてもどうしてもどうしてもどーしても星を付けたくて仕方のない」お話に出会い、じゃあ登録しようとなったときに適当に思いついたものだった。


 そのあと自分も書いてみたくなりこうして書くようになったのだけど、何故か自分のユーザネームが気になるようになり、変えることにした。


 今度はちゃんと考えた。


 そして今のユーザネームにしたわけだけど、このユーザネームに変えてから、やたらと寝言を言いながら目が覚めるようになった。


 錆びついていた頭についに穴が開き始めたかと不安になっていたら、先日書いた第三者視点で見た男女の夢を見た。


 とても印象的だったからその日の内に文章にして残したけど、今日はまた、いつもと違うタイプの夢を見た。




 最初は普段通りの何じゃこりゃな夢。


 白いランニングを着た少し小太りのちょっとお疲れ気味の、職業がお笑い芸人さんを連想させる若者が目の前にいて、いきなり天井に向かって水をかけた。


「これでいなくなるから大丈夫」


 そう言ってまた座って何かを始めるんだけど、いなくなるって何が? と思い水をかけた方を見ると、天井に近い白い壁に髪の長い女の人の形をしたシミがあり、ギョッとした瞬間に場面が変わった。


 その変わった先がいつもと違った。




 そこは十二畳ぐらいの部屋で、電気を消した後に目が慣れた世界、夜の濃い藍色の世界で、そこにいて当たり前に感じる女性がいた。


 印象はスッキリとしていて………鼻筋の通った日本美人的な人だと夢の中では思ったけど、顔が思い出せない。


 私はその女性に幽霊はいるのかと聞いていて、彼女は居ると答えたあとに「そこにも居るわ」と私の右後方の床に近い場所を指差して言った。


「見えるんですか?」


 聞くと


「見えるわね」


 そう言って立ち上がり指さした場所まで移動すると、手を伸ばして犬や猫の顎の下を掻くように指を動かしだした。


「そこに居るんですか?」


 聞くと


「居るわね」


 の彼女の返事と同時に猫の鳴き声が二度響いた。


 少し機嫌が悪そうな猫の声に


「怒ってるみたい」


 私が言うと


「怒ってるわね」


 と言われて、「私に?」と聞くと「あなたに」と返ってきた。


 相手が分からないからなんで怒られているか分からなくて、


「見る方法ってあるんですか?」


 と聞くと


「あるわね」


 と返事が返ってきた直後に、視界の左下にある本やノートなどが乱雑に置かれた大きめの四角いローテーブルの上に光る物が滑り出てきた。


 ピカピカの五円玉四枚。


 濃い藍色の世界に突然現れた金ピカが異質で、このとき強く印象に残った。


 私は肯定の返事が返ってきたからその「見る方法」を聞こうと女性のそばに座って、なんとなく指を動かしているところを覗き込んだ。


 そこに綺麗な月の光が差し込んで……


 最初に見えたのは月明かりにキラキラ光る髭。


 ニャンコのお鼻の左右に伸びている髭。


 髭が全部女性の方に向いて小刻みに振動してる。


 思わず見入っていると、そこに徐々に姿が現れ始めた。


 逆三角の可愛い鼻とその両側にあるぷっくりむっくりしているひげ袋が見えて、続けて顔が見えてたあとに一気に全身が見えて……


「エル!(偽名です)」


 思わず昔一緒に暮らしていた猫の名前を呼んだ。


 エルは事情があって一緒に住めなくなった子で、その子の実家に帰ったことで安心してしまって、その後自分の生活に一杯一杯で、数年はエルのことを気にかけていたのに、それ以降、今朝方の夢に見るまで忘れていた子だった。


 たまらなくなり、何度も謝り倒して抱っこして撫でさせてもらっているところで目が覚めた。


 お腹の上ではまだ手が動いていて、自分のお腹を撫でていた。




 目が覚めてからもう一度エルに謝って落ち着いたときに、ふと浮かんだ五円玉四枚。




 あの世界で藍色以外の色があったのは、あの五円玉とエルだけ。




 造幣局から来たばかりの真新しい五円玉もかくやの色と輝きが頭にこびりついていて、あれが何だったのかを考えずにはいられなくて、しばらくの間、頭をこねくりまわしていた。


「五円玉四枚、五円玉四枚、五円玉四枚、五円玉四枚………………”ご”と”よん”………………”ご”と”し”……………… あ、”し””ご”で死後だ!」


 思い至ったときは、全身に鳥肌が立った。


 五円玉が出てきたのは「見る方法ってあるんですか?」と尋ねたときだ。


 そして月の光。




 これを整理すると、


 ——ピカピカの綺麗な五円玉を四枚用意して、月の光が差し込む場所を見る


 かな?


 それとも


 ——月の光が差し込む場所でピカピカの綺麗な五円玉を四枚用意する


 かな?


 他にも解釈はあると思うけど、彼女が知っている「見る方法」を言葉にしてくれたわけではないから、彼女の頭にある本当の「見る方法」は分からない。


 でも、ピカピカの綺麗な五円玉四枚と差し込むほどの明るい月の光が必要なのかもしれないとは思った。




 これを自分で実際に試す勇気はないけど、いつもと違う不思議な夢を残したくて書いた。




 それに、偶然だとは思うけど、ユーザネームが影響している気がしてならない。


 こうして数時間で何行も自分の言いたいことを文章に見えるものに変換できるようになったのも、ユーザネームを変えてからだし。


 だから、最近の夢の変化は、たとえネット上で使うだけの名前でも『名前』にはエネルギーがあるのだから適当につけてはいけない、という守護霊さまからのメッセージなのかもしれない。と思うようになった。




 霊を見る方法はあくまでも夢の中の話。

 だから、実際に試したけど見れないじゃないか! という苦情は受け付けません。

 あしからず。






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