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あの世からの電話

初めて小説書きます。楽しんでいただけたら幸いです。

pipipi…ガチャ


最悪だ、今日は休日なのに目覚まし時計をセットしてしまっていたようだ。昨日は疲れたから今日はゆっくり寝ていようと思っていたのだが、諦めて起きることにした。朝食を摂り、暇なのでテレビを付けたが、どこの番組もニュースしかやっていない。


コンコン、こんな朝早くから誰か来たようだ。扉を開けると髪が薄い中年の男が立っていた。


「すいません朝早くから、私このような者なのですが。」


と中年の男は警察手帳を見せてきて言った。


「実はここ最近起こっている連続強盗殺人のことについて聞きたいのですが、最近何か怪しい車や人を見かけませんでしたか?」


「いやすいません見ませんでした。」


「あーそうですか…分かりました。調査のご協力ありがとうございました。それでは」


警察が来たことには驚いたが、すぐに帰って行った、しかしまた暇になってしまった。そういえば家の近くに新しくショッピングモールが出来たのを思い出し行ってみることにした。


買い物をしたり、本屋に行ったり、ゲーセンに行って遊んだりと中々充実した時間だったが、金を使い過ぎてしまったしかし遊ぶ金はあるので気にしないことにした。


お腹が空いてきたので、ショッピングモール内のファストフード店に入り昼食を摂ることにした。昼食食べていると隣のテーブルから若い女達の話声が聞こえてくる。


「ねえ聞いた?あの噂のこと」


「あぁ~あの世電話のことでしょ。」


「何その、あの世電話って?」


「えぇ~知らないの?何でも夜中にいつの間にか目の前に電話があって、その電話が鳴るんだって、そしてその電話にでると、この世に未練のある人と話すことが出来るんだって。」


「何その嘘くさい噂。」


「でも実際学校でも電話が来た人いるってよ、本当かどうか分からないけど。」


…なんとも馬鹿げた話だ、そのような物あるわけがない。私は、昼食も食べ終わったのでショッピングモールをもう一回りし家に帰ることにした。家に帰る途中誰かに見られている気がしたが気のせいだろう。家に着く頃にはもう太陽は沈み、月が顔を出していた。明日はやることがあるので夕食を食べ、寝ることにした。


ふと目を覚ました。時計を見るとまだ夜中の2時だ、水を飲んでからもうひと寝入りしようと思って布団から出てリビングに向かうと、机の上に見たことのないようなデザインの黒い電話があった。昼間の女達の話を思い出したがそんな馬鹿な話があるわけな…


prprpr…


その電話が鳴った。


私は恐ろしくなってきたが興味本位で電話の受話機をとりおそるおそる耳に当てた。


「        」



「ニュースです。昨日連続強盗殺人事件の犯人だと思われる人物が、首を吊って死んでいるのが発見されました。」










どうだったでしょうか?


感想お願いいたします。

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