詩 適当に作られた創作世界
掲載日:2026/08/21
「神様は適当に考えた箱庭を適当に手入れして」
「そしてそれを箱庭にした」
「それが一つの世界の始まりだった」
わけのわからない空想を吐き出し続け
偶然の産物を手にした
それは一つの世界になったらしい
本当に意味が分からない
矛盾に満ちた環境
善が報われることはない
悪事が正義を語りもする
不平等がまかりとおり
誰かが誰かを騙し奪う
そんな意味不明で不完全な
わけのわからない空想が
一つの世界をつくりだし
そこに住まう人が増え
息をしだして完成した
平等ではない不可思議世界
「神様はその世界がそんなに長く続くとは思っていなかった」
「すぐに崩壊してしまうと予想していた」
「それなのに、箱庭はまだ存在しつづけている」
「ストーリー」
神様の世界にも課題というものがあって。
やる気のない一人の神様は適当なものを創り出した。
だというのに、それがどうやってか奇跡的なバランスで成り立っているというのだから。
神様は、不思議でならない。
「どうしてこんな歪で不完全な世界が今も続いているんだろう」




