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天川君のやり直し  作者: 謝付トウタ
第一章 プロローグ

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4/12

第二話 何歳の頃に戻りたいのか?下


朝の両親の反応から

たぶんこの世界の人達は

俺がタイムリープしてきた事を知らない。

そもそもタイムリープという現象についても

分からないと思う。

それなら事を荒立たせるより

平穏に過ごし、少しずつこの現象について

探っていけばいい。


それよりも問題はどうこの2度目の高校生活を送るかだ。


俺、天川蓮はリアル(18年前)では

なるべく人と関わらず、話さず

クラスではマイペースにボッチを決め込んでいた。

それでも部活は一応運動部の卓球部に入って

いたから、それ関連で友達は他クラスに

広く浅くいたりした。

この世界線でもできるだけ面倒事は避けたい。

ただ、それでいいのだろうか?

せっかくの人生やり直すチャンスだ。

それに高校卒業してから俺は夢をもつ。

ならば…


そんな事を考えながら

俺と力丸はたくさんの新入生が集まる

クラス名簿が貼られた昇降口にやって来た。


俺はどうせ2組でしょ

力丸は確か6組だっけかな?

名簿を見ていると力丸は知り合い達に

取り囲まれてクラスへと消えていった。

俺も速やかに自分のクラスに向かった。


北校舎の2階、西から2つ目

階段を上がってすぐ右の教室が

俺のこれから通う1ー2だ。

実は校舎の建て替えがあるので

この校舎は2年までで3年からは新校舎だ。

それもあり教室がかなり懐かしい。


俺の席は…

1番前の1番目

ん〜

1番目の1番前

どっちも同じやないか〜い。

とノリツッコミしてしまったが

この高校は出席順が

男女別、男子のあ行は俺しかいないから

1番目という訳だ。


ここまでのところ違和感なし。

リアル(18年前)とクラス、他クラスのメンバーは

変わらず

手掛かりなしか。


教室の正面、黒板の上の時計が9時になった時

奴がやってきた。


「よーし

 みんな揃ったか?

 式始まるから体育館に行くぞー

 廊下に並べー。」


倉賀野慎二

1-2の担任でリアル(18年前)では3年間担任だった人だ。

俺はこの人とも上手くやらなくちゃダメなんだと思った。

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