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「ちゅーちゅー作者がまた続きを書いたらしいでちゅーよ!」「ちゅーちゅーこんなに遅れたんでは、みんな待ちくたびれて、この存在忘れてるかもでちゅー」「そっそんなことは、あるでちゅ……」

「報告でちゅー二匹は、あのラッキー部隊に捕まってるでありまちゅー」

「ほっぐあ、しっ舌かんだでちゅ。報告でちゅ。二匹は、グルグル巻きにされているでありまちゅー」

「なに!?だがしかし………」

報告を聞いた隊長ネズミは、腕組みし考えます。

出来れば二匹を助けにいきたい!それに相手は、どうりょうだ。もう任務の終わった自分達は、きかんしなくては、けれどああ言った手前助けに行くには、隊長ネズミ達に示しが……などと考え込んでいる隊長ネズミに対して隊員ネズミ達は、いっせいにたのみます。

『隊ちゅー僕たちにドニを助けに行かせてくださいでちゅー!!』

「なんだお前達そろそろきかん準備を……て、え!?なんでまた、」

「ドニは大切な仲間なんでありまちゅ!仲間を見捨てることなんて出来ないでちゅー」

「駄目だ。ラッキー部隊の邪魔をする事は出来ない!破れば厳罰だ。俺もお前達もただではすまない。」

「それでもいいでありまちゅ!」

「そうか。わかったよ。皆んな俺に続け!ドニを助けに行くぞ!」

隊長ネズミを筆頭に隊員ネズミ達は、かけ出します。

長い廊下を超え、怖い人間を避けやっと台所についたその時です。一度聞いたら、ムカっとするような声がしました。

「おやおや。これはこれは、第二捜索隊のみなさん。いつも二番目の第二捜索隊が、僕の第四捜索隊に何かようかな?発見率は良いみたいだけど、第一捜索隊隊には敵わなくて何時も二番目じゃあね?」

「それを言うなら第四捜索隊はいつもビリ………」

「しーしー」

慌てて隊長ネズミは、隊員ネズミの口をふさぎます。けれど、すでに遅し隊員ネズミのつぶやきは、ラッキーの耳に届いていました。

凹んだラッキーは、地面に穴を開けながら言います。

「そっそうさ。ぼっ僕はラッキーという名前なのに、アンラッキー。いつも捜索対象を見失ったり、壊したり、無くしたり、お陰で全然評価されない!こんな脳筋ネズミが評価されてるっっていうのにさ。」

「けれどこの二匹さえ言えば、もう大丈夫!ぼくはもっと上に行ける!」

ラッキーは嬉しそうにクルクルと回りながら最後にびしっと決めると、グルグル巻きにされた二匹を指さします。

「脱走者に、大金持ちの娘を名乗る猫。おまけに規則を破った憎い第二探索隊と……ふっふふーー腕が鳴るね♪上にどう報告してやろうか。楽しみだな。」

「くっ」

「はい!ここで提案です!僕個人としては君の事は大嫌いだけど。今ここで君達をクビにして逆恨みされるのは怖い。だ・か・ら第三探索隊の隊長くん。君にちょっと提案がある。この重罪人二匹をここに残し……大人しく帰ってくれないかな?」

『なっなんだと!

     でちゅって!』

「そうその反応。、面白いよね。信じていた仲間に見捨てられる悲しみ。これから待っている地獄への第一歩!!ぼっ僕はそんな絶望に満ちた顔が大好きなんだ。」

「サディストめ」

「どっどうするでちゅか!隊ちゅー」


ラッキーは、隊長ネズミに向かってスプーンを構えおどします。

「さあどうする?君の返答次第だ。」

「それは無い。ドニは大切な仲間だ。見殺しには出来ない」

隊長はキッパリと断ります。

「そうかいバイバイ。大っ嫌いな幼馴染」」

そう言ったラッキーは、隊長に突撃してきました。

『隊ちゅー』

「隊長さん」

「大丈夫だ。問題ない。だってあいつアンラッキーだから。」

隊長ネズミがそういい終わらない内にラッキーは、ラッキーは、何故か広がっていたネバネバとした液体によって足を取られ、頭から転び勢いそのままにテーブルの脚目掛け滑っていきます。

「あっ危ない!

       でチュ」

あっ危ない!でちゅ」

「だけどさすがにテーブルの脚だからぶつかりませんよね。」

「いんや甘いな。」

「隊ちゅー!それはどういうことでありまちゅか?」

一匹の隊員ネズミが質問します。

「まぁ待て、見てればわかる!」


一同が見守る中、ラッキーはそのままテーブルの脚にぶつかり、強い音と共に天からでっかいかごが落ちてきます。かごはくるくると舞いラッキーの口のところを、下にしてラッキーを閉じ込める形で下に落ちました。

後に、隊長ネズミがボソリとつぶやきました。

「ラッキーのお袋さんが言ってたんだ。あいつが泣けばラッキーが起こるってさ。」

「なるほどだからラッキーって、名前なんですちゅか。」

「だっ出してよ!暗いよ。」

「ふん。そこでしばらく反省しろ。」

隊長ネズミは、ふんっと鼻で息を吐きます。

「それにしてもさっきから気になっていたんだが……」

隊長ネズミは上を見上げ呟きます。

「この変な水はアンジェリーナ、あんたの涎か」

今隊長ネズミの前には口から溢れんばかりの涎を垂らした猫のアンジェリーナの姿がありました。その横ドニがいます。二匹とも隊員ネズミに助けられたのが、こうそくはとけています。

「ばい。私のおよだれですわ。」

「そうか。助かったよ。ありがとうアンジェリーナ。猫に助けられるっていうのも案外悪くないもんだな。実は、規則で社員同士の戦闘は禁止され出るんだ。いくら相手が、あのアンラッキーなラッキーだったとしても、お互いどうなるか分からなかった……」

「それが、このラッキーを見ていると涎が止まらないんですの。」

「なっなんですって!

     だって!」

隊長ネズミは、驚きます。

「アンジェリーナ、あんたはついに心まで猫になってしまったのか……」 

「そんなあんまりです。」

隊長ネズミが声の下をみるとドニがシクシクと泣いていました。

「誤解ですわ!私このラッキーを見ていると、食欲にも似た恋心が……」 

「ひぃーー」

ようやくかごから抜け出したラッキーは悲鳴をあげその場から逃げ出します。

「お待ちになって!食べちゃいたいほど愛しい人ネズミ(ひと)!」

その後を追いかける涎をたらした猫のアンジェリーナは目をハートにして、まるで獲物を狙うどう猛な生き物の様です。居間の方から柱時計の鳴り響く音がします。気がつくと台所の窓からオレンジ色の陽の光が差し込め今が夕方であることを教えていました。

「まあこんな1日の終わりも良いもんだ。」

隊長ネズミは、そう呟きました。


                               


「ちゅー読んでくれてありがちゅー」

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