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【9話】突然!警察から電話がかかってきた! そして。

■水曜日 ●警察


<仕事>

ぼく 昼勤&夜勤(※夜勤のみ)

妻  夜勤(※昼間どこかに行ってた様子)


この日のぼくは、昼勤の曜日を交換してもらい、夜勤のみにして貰った。

水曜日に代わりに出てくれる人を探し、月曜日か金曜日にぼくが、その人のシフトに入ることで休ませて貰ったのだ。

交代を探すのは結構大変だから、今日こそちゃんと話し合おうと思った。



★重要ポイント

月曜日にまた彼氏が来たら、親に連絡をしようと考えていた。が、

あれほど連日うちに来ていたのに、この三日間(月曜日~水曜日の間)は全く来ていなかった。


この時ぼくは、妻と話し合う機会を作ることに意識が行きすぎて、その違和感に全く気付いていなかった。



昨日も話し合えなかったので、そろそろ話をしたい。

それを妻に伝えたのだが……。

またしてもこの日、ぼくがトイレ(おっきいほう)に入っている間に、妻はどこかへ出かけて行ってしまった。


この日は昼勤を休みにしてもらい、夜勤のみにしている。

そのことも妻は知っているはずなのに……。


妻はこの日は夜勤のみだ。

だから話し合う時間はたっぷりあったはずだ。


そりゃあ昼間に話し合いなんかしたら、夜勤に入る前の貴重な睡眠時間が取れないのは分かっている。でも、それはぼくだって同じなのに!


朝からどこかに出かけるくらいなら、話し合おうよ!


睡眠削って外出する時間があるなら、その時間で話くらい出来るはずだ。こっちだって昼の仕事も夜の仕事も、人に頼み込んで時間調整したり、休みを交代して貰っているのに!

そういう気持ちが、怒りに繋がってしまった。


この時、またしてもぼくは、感情的なラインを妻に送ってしまった。


あれからどれくらい経ったと思う?(ぼくが最初に彼氏のことで妻に不満を伝えてから、もう一か月も経過している)

二か月、三か月、半年、一年? 一体いつまで続ける気なんだよ!

妻のいつもの作戦で伸ばし伸ばしにして、結局うやむやにされる。


ぼくが伝えたのは以下の通りだ。


だから「もうそろそろ期限切れだよ?」となるたけ怒りを抑えて、妻にそう告げた。


この前のラインは、内容的には、ぼくが悪かったけど。

それにしたって、ちょっと軽く考えすぎじゃないのか?


とも。


あまりにも妻が、ぼくの怒りに対して、いつもいつも軽く考えているので、強調してそう告げた。


”ココ”は、ぼくの言葉が過ぎました。


「また阿呆な美香は、いつものように軽く考えて、明日も明後日もずっと同じことをするんだろうね」


「話するとか言いながら、いつもそのままにする嘘つき女」


もう我慢の限界だよ。

こんなことをされて、明日も明後日も、その先ずっと変わらない日常があるなんて、甘い考えはしてないよね?


こんなことを続けていたら、いつか終わりが来るよ。

そのことをちゃんと自覚して欲しかった。



そのラインが、妻のプライドを甚く傷つけたようだ。


妻は、日曜日のラインで恐怖を覚えて、警察に保護されに行ったと言っていたし、警察の方も日曜日のラインが原因で奥さんからの通報を受けました。


(警察とのやり取りは、後ほど記述します)


と言っていたけれど。


本当は違う!

そこだけは長年暮らして来た夫婦だ。手に取るように分かった。


妻は、この二通目のラインに腹を立てて、仕返しに警察に通報したのだ。そして警察には一通目のラインを理由にした。そうじゃないと辻褄が合わない。


二通目のラインは、警察案件になるような内容ではないので仕返しにならない。だから一通目のラインを警察に見せたんだ。


しかし、一通目のラインに恐怖を覚えたと言いながら、その日から今日までずっと一緒に住んでいる。

その翌日(月曜日)はお菓子を持参して、ぼくの部屋に入り。

そのまた翌日(火曜日)にも、手土産をぼくの部屋に置いて行った。


そして水曜日(この日)も家に居た。


日曜日のラインに恐怖を覚えて通報したくせに、警察署で保護されれていた訳でもなんでもなく、月曜、火曜、水曜と家に居たのだ。


二通目(水曜日)のラインに腹を立てて、警察に通報した。

しかし二通目の内容では警察が動かないので、最初のラインが恐怖を覚えて「わたし何が何だか分からなくて、警察に通報しました」ということになっているらしいのだ。



ぼくの携帯スマホが鳴った。

見覚えの無い電話番号だった。


たまに来るワン切り電話だと思ったので、最初は電話を取らなかった。

しかし、いつもと違いなかなか電話が切れない。


(しつこいな)


ぼくは基本的に留守電設定にしていないので、取らなければずっと鳴りっぱなしの状態になる。


暫くすると電話は切れた。

と、思ったら。


また同じ番号から電話が電話が来た。

今度もまた、なかなか電話は切れなかった。


ぼくはその番号をネットで検索してみた。



 (!!!)



どういうわけか、その電話番号は最寄りの警察署の番号だった。


(もしかして!!??)


悪い予感がした。

二度目の電話も、程なくして切れた。


ぼくは思った。

あんな切れたラインを送ったから、妻は、それを気に病んで……。

次の瞬間には、ぼくは吹き出していた。一瞬でもそんなことを考えた自分に笑った。


妻に関しては、そんな話はありえないのだ。あの気の強い妻が、そんな風に気に病むなんて天地がひっくり返っても尚ありえない。


気が楽になったぼくは、一体全体どういうわけで、警察が電話をかけてきたのか? 気になって折り返しかけ直した。


ぼく「あのォー。先程電話を貰った者なんですが──」


一瞬の間があり、


警察「もしもし、こちら●●署の□□と言います。こちらの携帯は”鈴木友也さん”の番号で、間違いないですね?」


ぼく「はい。ぼくの携帯番号です」


警察「あのォ……、鈴木美香さんは、奥さんでらっしゃいますか?」


ぼく「はい」


警察「奥様から通報を受けて先程電話させていただきました。あの、ですね……。日曜日に旦那さんからラインメッセージが来て、奥様がそのメッセージの内容を見て、何と言うか、怖がられていまして──、心当たりありますか?」


(ラインメッセージ??)


ぼくは一瞬この人が何を言ってるのか分からず、少しの間考え込んでしまいました。その間も向こうは何かを喋っていましたが、その数秒間だけは聞き逃しています。


警察「奥様は、それまで普通だったのに、急に旦那さんから、何かこぉ……怖いメッセージを送られて来てですねェ」


ああ、なるほどォ。そいうことか……。


ぼく「はい…まぁ。その」


どうやらぼくの妻が、ぼくから送られたラインの内容に恐怖を覚えて、警察署の方で保護を受けているらしい。


警察「今、警察署にいるんですけど動揺しているようで。それでちょっと家まで見て行って欲しい、という事でですねェー。奥さん自身びっくりされているようで──一体何があったんだ!? って」


そこで一呼吸あったあと、


警察「今からそちらの家に行ってもよろしいでしょうか?」


ぼく「あ、はい」


警察「あ! よろしいですか?」


ぼく「はい。構いません」


警察「それでは、ニ十分ほどで着きますので。今からお伺いさせていただきます」


こんな感じのやり取りだったと思います。


ぼく自身、警察からの急な電話。しかもそれが妻から警察に通報をして、まるでDV夫から逃げて警察に助けを求めているような格好だったので、寝耳に水でした。


(注)ぼくはてっきり妻が、またDVを受けた被害者のような物言いをしたんだと思ってたんですが、ネタバレしますが、流石に警察には”そういう嘘”は付いていなかったようです。w


動揺してしまって、一言一句違わないほどは正確に記憶しているとは言い難く、もっと他にも話したように思うんですが、大体はこんな感じのやり取りでした。

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