【6話】警察をも言いくるめる恐ろしい女!それがぼくの妻。被害者面の上級者であり、大嘘道の免許皆伝者。レベルが違う!
ぼくは感情に任せて書いた。(打った)
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おまえら本当に頭大丈夫か?
毎日毎日毎日毎日!
常識的に考えて、こんなの普通じゃないだろ!
お前ら本当のキチ〇イなんか!
なんでこんなに俺の方が!こんなにも我慢しなくちゃなんねーんだよ!馬鹿か!
ふつーに考えて見ろよ!これが常識って、もし考えてるんだったら、相当頭がおかしいんじゃねーの!
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ここまで打って、一旦は送信しようと思いました。が、まだなにか足りないような気がしました。
このような文面を、ぼくはこの時初めて打ちました。
しかしこの程度の文面で、一体どれほどぼくの怒りが伝わるんだろうか?
ぼくのことをいつも軽く見ている妻に、この程度で”怒り”は伝わるんだろうか? という疑問があり、
思わず付け加えてしまったんです。
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おまえら本当に頭大丈夫か?
毎日毎日毎日毎日!
常識的に考えて、こんなの普通じゃないだろ!
お前ら本当のキチ〇イなんか!
なんでこんなに俺の方が!こんなにも我慢しなくちゃなんねーんだよ!馬鹿か!
ふつーに考えて見ろよ!これが常識って、もし考えてるんだったら、相当頭がおかしいんじゃねーの!
いい加減にしないと、お前らまとめてぶっ殺すぞ。ばか。
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お前らとは、妻と彼氏のことです。
当初は向こうの親に怒鳴り込んでやろう! と、強気に考えていたせいもあって、ぶっ飛ばすぞ! って打ったんです。でもそんな言葉では気がおさまらなかったんです。
で、世間では警察案件になる「ぶっ殺すぞ」という言葉を打ってしまいました。
この言葉を付け加えたことに関しては、ぼくが完全に悪かったと思っています。
それともう一つ。
普段のぼくを知っている妻なら「ぶっ飛ばす」程度の言葉では、鼻でせせら笑われるのは分かっていました。どうせスマホの画面を冷ややかな目で見て、小馬鹿にしてるんだろうな、とも。
暴力を振るわれたりしない。と、妻は完全に舐めきっているし、分っているから、ぶっ飛ばす程度の言葉に何も感じない。
そこで、ぼくが今まで一度も打ったことのない珍しい言葉「ぶっ殺すぞ。ばか」
その文字を見たら、ぼくがどれほど怒っているのか少しは分かるかもしれない。という願望も(姑息だと言われようと)あったのも事実です。
ぼくが馬鹿でした。
(注)すみません。
その後、警察に踏み込まれた際に、怖くなってラインを消しました。
分っています。
ぼくは卑怯者です。
なので、文面は一言一句違わないほど精密ではありません。
だけど、ほぼほぼこのような内容でした。
もちろん「NGワード」も、上記で記したように、本当の話です。
警察の方が言うには、
警察署で”保護された妻”は、「とても怯えていて」「動揺していて」「びっくりしていた」ようです。
ラインのあの文面だけで、保護されるような事態には、なかなかなりにくいと思いますので、きっと彼女お得意の方法で、憐れな妻役を演じたんだと思います。
これは本当に凄い事です。
そういえば妻の母親がなくなった時も、遺産やらなにやらの問題を、全く負の遺産を引き継ぐことなく、妻曰く「上手くやってくれる、って話で落ち着いたよ」です。
言っている意味は分かりますかねェ?
ま、 ”そういう事” です。
あとで警察の方から、妻側のラインを証拠として見せられた時に、一連の鮮やかな手法に衝撃を受けてしまいました。
ぼく:「※ココは僕の怒りのコメントです」
妻:「送信取り消し」
妻:「送信取り消し」
上記のようになっていました。
あとで自分のスマホでも確認しましたら、いつの間にか何やらメッセージを二回送った形跡があり、その二つともがちゃっかりと「送信取り消し」になっていました。
言っている意味。
上手く伝わっていますでしょうか?
つまり。
ラインをした日を①として、時系列をご覧ください。
①ラインで、ぼくが暴言を吐いた日
②翌日の朝方やっと既読が付く。
③それから数日話し合いにも応じない妻。
④二度目のラインを送る。
⑤↑この数時間後に、妻は警察に保護を要求する。
⑥突然、家の玄関が鳴り、警察に踏み込まれる。
でも、警察は最初のメッセージを理由に、妻の話を考慮して訪問したと言った。
最初のぼくが送ったメッセージと、二度目のぼくのメッセージの間に、妻からも二度メッセージが送られていたが、そのメッセージは二つとも「送信取り消し」になっていた。
つまり。
旦那に恐怖を覚えたと言いながら、ぼくの最初のメッセージのあとに、二度も妻は何かのメッセージをぼくに送っていたんです。
何かがおかしい。
違和感しか覚えない。
1、仮に本心で恐怖を覚えたのだとしたら、なぜそのあとも、いつも通り家に帰って来てたのか?
※こういう場合、普通は警察に保護を受けたいって人間が、そのままいつも通り家に帰ってきたりしないですよね? 恐怖を覚えて保護を求めているのに。
2、警察に通報した原因は、一つ目のメッセージだと警察には言っているようだ。
それなのにその後、二度もぼくにメッセージを送っていた。
ぼくはそのメッセージを読む事が出来なかった。(二十四時間以内に取り消したからだ)
※警察の介入を望む人は、少しでも自分の話を警察に信じて貰おうと、証拠となるものや、それまでの経緯は一切隠すことなく、ありのままを見せるはずなのに、どうして二通ともメッセージを消したあとに、警察にスマホ画面をスクショして見せたのだろう?
3、「奥さんは、こんなメッセージが来て、びっくりしたようです。それまで普通だったのに、突然こんな感じのメッセージが来て(警察の方が妻の撮ったスクショをぼくに見せる)びっくりしてる、と。それで保護を求められて、家に様子を見に言って欲しいとの要望がありましたので今日来ました」
※どうやら妻は、若い男の子を毎日のように深夜まで居ることに許可を出し、それが原因でぼくが一か月半もの間、不満を募らせていたことや、それが原因でずっとぼくの体調が悪かったことは、恥ずかしいのか(?)一切警察に話していないようで、ただ「そのメッセージが来るまでは、旦那も普通だったので、急にこんなメッセージが来て、わたし自身も意味が分からなくて、怖くなった」と、そう言っていたのだ。
警察の方に事情を説明すると、聞いていた話と違う──とは、まだ”面接途中”だったので、口にはしませんでしたが、初めて聞く話ばかりだと言っていました。
「そんな状況は、ぼくらも解りませんし。ただ、こんなメッセージが来た。怖いから家に見に行って欲しいとだけ聞かされていましたので……」
丸っきり状況を訊かされていなかったようです。
そりゃそうですよね。
事の経緯は、ぼくがメッセージを送った以外の部分では、他人に話したら恥ずかしい話のオンパレードなんですから。w
事の経緯を一切話さず、ただ、その日までは普通だったに、突然意味不明なメッセージを送られて恐怖を覚えた。
そう言っとけば「ぶっ殺すぞ」云々の文字が付いていますので、妻の言い方ひとつで、上手く警察をも丸め込める技量があれば、こういう状況にもなりえる──ことを知ってて、こんな裏工作をしてたんですね……。
ぼくの方が、よっぽどそのイカレっぷりに恐怖を覚えましたよ。
よくもまぁ、警察相手に、そこまで事実を歪めて話を出来るものだ。
警察はそもそもの発端となった経緯や動機を知りたがった。
ぼくは、一か月半もの間リビングに若い子を居させて、それが週に五回、しかも毎回深夜まで続いていた。という、ぼくの話を聞いて急に態度が変わりました。
どちらかというと、呆れていたような態度でしたし、何度も「それは息が詰まりますよねェ」を繰り返していた。
なんにも知らないんだ!!!??
そんな気分でした。
発端を知らずに、急に変なメッセージを送る旦那に恐怖を覚えた。殺すとも書かれたあるし、私……どうしたら良いんでしょうか!!!
とか、そんな感じだったんですね。
びっくりだわ!
次回、警察に踏み込まれた時の話を、詳細にして行きたいと思います。
これを読んでくれている既婚者の男性様へ。
女はこういう事を平気で出来る生き物なんです。
あなたの妻がそうでないと、必ずしも言えないかもしれません。
どう変貌するかなんて。分からないのが女という変わった種族なんですから。
■あとがき
こういう事があったので、その後ぼくは、妻と会話する時は常にボイスレコーダーをオンにすることにしました。
とは言え、ユーチューブと違い「なろう」では、システム上画像も動画もアップ出来ませんので、そこはぼくの話を信じて読んで欲しいとかしか言えません。
ユーチューブチャンネルは一応持っていて、投稿も定期的にやってるのですが、そのチャンネルの趣向とは全然違う話を今していますので、難しいですよねェ……。
少しは証拠となる物も見せておかないと「作り話なんか、いくらでも出来るじゃーん」と言われたら、ぼくには反論のしようがないですしね。
話も荒唐無稽なので、ここを読んでくれている方からすると、なかなか信じられない話だと思いますし。
まぁ既婚者で、女の嫌な部分を散々経験された方なら、ぼくの話も「あー分かるー」と共感いただける「あるある:だと思うんですが……。w
■あとがき