8:第2Q(前半)
第2Qのメンバーは、
ソルジャーズ
4:翔山
5:南坂
8:杉岡(杉岡雪子の弟)
12:亀波津(双子の弟)
13:亀波津(双子の兄)
山幸南
5:湯内
6:冨茶田
8:谷田
9:藤
12:夷
「出たな、ツインタワーやろうが。」
ツインタワーは名の通りかなりでかかった。(5と8)
そして、第2Q開始。
山幸南ボールからスタート。6番がボールを運んでいる。
ツインタワーはいきなり、ローポストに陣取った。
「うっ。」
翔山は声を上げてしまうほど、パワーが強かった。
「バスッ」
簡単にツインタワーがシュートを決める。
「杉岡。ボール!。」
これが悔しかったのか翔山がいきなり、気合MAXに。
そして、
「ダン ダンダン」
1ドリブルで山幸南の5番を抜き、ヘルプに来た9番をクロスオーバーで抜く。
この状態で5VS3で楽々にシュートを決めれるのにもかかわらず翔山は、一人で抜く。
「キュッ ダン」
次は、6番を1フェイク入れて抜き、12番はスピードで抜く。
(こんなの余裕だよ。)
翔山はそう思いつつ8番のいるゴール下に突入。
「みんなは抜かれても俺が叩きオトース!」
8番が挑発。すると、
「おまえが、俺に大口たたくのは100億光年以上早いんだよ!」
そしてレイアップからダブルクラッチ。
「ハハハッ。読めてんだよ!」
山幸南の8番は読んでいた。だが、
「バーカ。」
そういうと、シュートを決める。
「な、何でだよ。」
8番は驚きを隠せなかった。
翔山は、ダブルクラッチバックシュートを決めたのだ。
翔山は、先の先を読んでいたのだ。
「くっ。まだまだー。これからだ。」
山幸南のPGの冨茶田が言う。
山幸南の5番が3連続でミドルシュートを決めた。
山幸南は第2Qで12点差あったものを7点差に縮じめていた。
「やばいぞ!」
思わず、ベンチから黒川が叫ぶ。
「分かっているよ。これからだ。」
「ビー。タイムアウト。青。」
たまらずタイムアウト。
残り時間は2分28秒。試合の半分が終わった。
ソルジャーズ:29
VS
山幸南:22