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詩、紡ぐ場所(α)

最果てB

作者: 蒼井托都

あなたがいなくなったら

この人生暇潰し

不思議なくらい静かな気分

もう涙さえ出ないの


魂が旅立った肉体にでもいいから

もう一度触れたかった

そっと抱き締めて

あなたが生きていたことを噛み締めたかった

向き合うことを恐れた

あんなに近くに居たのに

あなたがもう笑いかけてくれないことだけは

知っていたから


あなたがいなくなったら

この人生色褪せる

想像以上に大好きだった

あなたがいなくなっても

時間が進んでいる

もう不思議でしょうがない


幼い記憶を一握り

何度も振り返って

そっと輪郭を撫でて

あなたが生きてたことを噛み締めたかった

独り闘っていた

短くも長い日々に

終わりがやってくること

分かっていても認めたくなかった


あなたがいなくなったら

この人生未練なし

その答えに気付けたらいい

あなたがいなくなったら

この人生暇潰し

何度でもそう思う






(C)Aoi Tact

さきほど投稿させていただいたAよりちょっと長めです。

こちらは一部音に合わせてのところもありますが、書きたいように書いてまとめているうちに音数など気にしなくなってしまったので、詩寄りとしています。

冒頭の二行がするっと思い浮かんだときはさすがにちょっと自分で自分に動揺したんですが、思い浮かんだらその時なんだと思ってえいやっと。

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