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藤正治専用執筆術  作者: 藤正治@
4/7

ほんとうに面白いのか?

自分の作品は、果たして面白いのだろうか?


もちろん、自分で面白いと思うから、執筆する。

少なくとも自分という読者は、満足させられる。

そうではなくて、自分以外の読者が読んで面白いか否か、である。

これは何のために小説を執筆するかという話に行き着くだろう。

藤正治は、なんのために小説を書くのか。

今回の新作では、明確なコンセプトと目的を持っている。


最大多数の最大娯楽。


より大勢の人に、より多く楽しんでもらう。

それは作品の内容そのものに限らず、発表する場から機会にまで及ぶ。

でも大前提として、執筆する小説の種に、面白さの大輪が咲く可能性がなくてはならない。


現段階では一作に付き、文字数八万から一〇万文字を考えている。

気軽に言っているが、コストが掛かるのである。

基本的に執筆は喫茶店で行うので、コーヒー代だけでも馬鹿にならない。

もし執筆時間を時給で換算すれば、相当な額に昇るだろう。

最大多数の最大娯楽という目的が達成されるならば、コストのことは別に構わない。

しかし、それがどんなに困難なことであるか、さんざん学習してきた。

投資として考えるならば、あまりにもリスクが高い。

そこで問題は、根本に立ち戻る。

果たして自分が書こうとしている作品は、面白くなり得るのだろうか。


現在まで考えいる作品の種は、以下のようになる。


 1.○○○の仔を拾ったので、育てることにした

 2.上司と逝く、異世界転生

 3.隣のデュラはん

 4.○○○○○の卵で朝食を

 5.異世界転生のニコロ

 6.神創兵器は平和を夢みる

 7.天才召喚ジーニアス

 8.たった一つの、冴えたスキル

 9.創作ノートの勇者がやってきた

10.ゴブリン大公

11.予言が三つとも違うんですけど?

12.ストレスソード

13.ゾンビ爺と孫サキュバス

14.姫騎士をナンパした○○○○

15.一〇〇万の命を救え。

16.聖女様はがめつい

17.ゴブリンお父さん

18.店子は俺が守る

19.この悪しき世界に魔神の恩寵を

20.浮遊病

21.異世界は糠床と共に

22.友達召喚

23.救国の聖騎士は、暇になりました。

24.クレイドルは、マスターを甘やかす

25.お父さん、正体を隠して

26.おはようロボ子さん、今日も可愛いね

27.燃え尽き魔法使いと、悪魔大元帥。

28.過去に戻って再教育

29.うちの邪神さん

30.姫にはふたつの身体がある。

31.○狼、○竜を育てる

32.老舗錬金術商 鳥栖屋

33.マリーは万年落第生

34.わらしべ王女の流転姫

35.幽霊は、嘘を吐けない

36.皇帝陛下がストライキしたら、千年間放置された

37.鋼の豚

38.○から転生

39.はったり魔王―勇者ハッタリ君―


この有象無象を一瞥すれば、藤正治の懸念も理解できるはず。

仮の題名だとはいえ、自分の頭が心配になる。

これ、ほんとに大丈夫だろうか。そんな気持ちになる。

しかし、あまり悩んでも仕方がない。


ともかく、この中から三つのタイトルを選んでみよう。

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