新作が書きたい
2017年9月20日
なろうで連載中の「教えて!誰にでもわかる異世界生活術」(以下、「教えて!」)の最新話を投稿。
その際、休載を告知した。
理由は、新作を執筆したいから。
ネタを幾つ思い付いても、それを形にする時間が確保できない。
現在、藤正治は製造業の事務職に就いている。
そのため時間が限られ、二本立てで執筆は無理と判断。
執筆に負荷が掛かる「教えて!」を、断腸の思いで休載することにした。
世間的には、時間がないというのは言い訳らしい。
確かに一理ある。実際、寸刻惜しんで執筆している訳ではないのだ。
それに時間さえあれば、進捗が捗るというものでもない。
こんこんと湧き出る泉のごとく、アイディアや文章が溢れる才能とは無縁なのだ。
だから、真面目に考えてみる。
楽ちんで効率の良い、そんな都合のいい執筆方法がないものかと。
少なくとも現在の自分の書き方には、改善の余地があると確信している。
なぜなら、今まで何も考えず、ただ執筆してきたのだから。
おそらく小説執筆に関するノウハウ本は、既に何冊も出版されているだろう。
でも、あえて、そういう書籍は読まない。面倒くさいから。
年齢のため頭脳が硬直して、新しいことを学ぶのが億劫なのである。
性格的にも、人から素直にものを学ぶ謙虚さが欠如していると思う。
だから新作を準備しながら、あれこれ自分なりに考えて試行錯誤してみよう。
――ひょっとすると、効率化を目指しながら、ひどい回り道をしている気がしないでもない。
でも、それでいいのだ。
要は自分で納得し、受け入れ可能な方法であることが大事。
どんな金言至言も、耳に入り、脳みそに浸透し、解釈して血肉になり、活用できなければ意味がない。
などと言い訳してから、さあ始めよう。
これから書き綴るのは、もっぱら自分の考えをまとめるための記録。
他の誰のためでもない、自分のためだけの執筆術を創り上げよう。