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Révolution  作者: 氷室柚香
2章 ふたつめの要求
12/12

ハッキング

犯人から、爆弾の設置場所の資料は次の日に届いた。

どうやってここまで詳しい建物の設計図を手に入れたんだ?

とあきれるぐらいの地図が送られてきた。

ご丁寧にどこどこにこんな爆弾が仕掛けてある、と、まとめてある。

それを見た警部達は大慌てで首相官邸に持っていった。

あんなに慌てていたのを見たのは初めてだった。

色々やらかしてくれるじゃねぇか。

と、さておき。

現在、ノーパを使っている。

周りを囲まれて。

なんでも、俺の発言が悪かったらしく。

警部いわく、

「なんでそんな重要な事を言わなかったのかね?

 君はことの重大さを分かっていないのかね?」

だそうだ。

ん?

・・・あぁ、何のことかって?

そういえば説明を忘れていたな。

あれだ、犯人の名前と合致するサイトのはなし。

少し前に書いたことがあるはずだ。

中高生のみのサイトのこと。

んで、俺は言わなかった(というか言えなかった)おかげで説教され。

じゃあそのサイトに案内しろ。

大人は見れない、と言えばどうにかするのが君の仕事だ、とまた説教され。


で、現在に至る、というわけだ。

ユーザーIDを作るのに必死になってる俺。

それを、早くしろよ役立たずが、と言う目で見てくる周り。

俺、かわいそうじゃね?

そうは思わないか、諸君。

・・・思わないのか。

まあいい。

おっと今、通算5回目の失敗のエラーがでた。

俺は悪くない。

悪く無いぞ。

悪いのはこんなサイトを作った犯人だ。

「黄道君。」

「はい、なんでしょう?」

「いつになればできるのかね?」

「できませんよ。」

素直にいってやった。

やーいやーい。

ハッキングしないかぎりは無理だっての。

「黄道君、君はパソコンとやらの専門として就職しなかったかね?」

「そうですが、なにか?」

「だから、これぐらい簡単にできるだろう。」

そろそろイラついてきた。

専門は何でもできるって勘違いしてんじゃないのか?

ここで俺とっておきの爆弾を一つ投下。

「警部こそ専門はこそ泥退治じゃありませんか。」

なんでこんな所にいるんだよ。

「黄道君・・・君はとんでもないことを言ったね?」

「あっ、警部。

 管理人(犯人)から警告が・・・!

 どうしますか?」

そりゃあ、あそこまでやったら警告がくるに決まってる。

知っててやった俺は・・・ただのバカか。

まあいい。

ここを何とかして乗り越えなければ。

「・・・黄道くん、なにがなんでも中に入りたまえ。」

「了解しました~♪」

よし。

ハッキングの許可が下りた。

警察が法律違反。

ツッコミどころ満載だな。

ここからが俺の本業。

いくぜ、俺のノーパ!!

1ヶ月ほど休載します。

ご迷惑をかけて申し訳ございません。

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