表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編 小説

お仕事 大~好き、にっぽん人。  しごとて楽しいの?

おい、そこの鏡の中の俺。

なんでそんなに働いてんだ?


いやマジで。


仕事、そんなに好き?


そんなに愛してる?


毎日毎日、働いて、残業して、疲労とストレスだけがミルフィーユ状に積み上がってくのに、なんでヘラヘラ笑って「ありがとうございます!」とか言っちゃうわけ!?


なんでぇ!?


「楽しい?」って聞かれてもさ、毎朝出社が待ち遠しくてワクワクしてるかって言われたら…

してるわけねーだろ!


て、うそ・うそ


みんな帰らないし!

ずっと仕事してるし!


ワクワク……してるよね~~~?


だってみんな、笑顔だもん!

(引きつってるけど!)



にっぽんって、そういう「仕様」なの?

高い、税金。

高い、社会保障費。


そして…

高っけぇ~ サービス残業率!


もうこれ、「日本のOS」に組み込まれてるバグなんじゃないの!?


『 \俺は、お仕事、だ〜〜いっきらぁ〜〜い!!/ 』


仕事なんかしたくない。

ず〜っと家でゴロゴロしてたい。

布団と一体化して、ゴロゴロ、ぬくぬく、もふもふ生活がしたいんだよ!


理想はね、冷蔵庫が自動で補充されて、布団が朝と夜で勝手に切り替わる生活!


そう、まるで夢の全自動人間飼育システム!



現実は…「空気」という名のラスボス


でも現実は非情だよね。


「おはようございます!(ペコッ)」

「こんにちは!(ペコッ)」

「お疲れ様でした!(ペコッ)」


そして何より恐ろしいのは…

**「誰も帰らないから、帰れない(チラッ)」**だよ!


『早く帰れや~~~!』


日本は「空気」っていう、姿かたちも声もない、最強の神を崇める国なんだ。


「雰囲気」に逆らう奴は、たとえ定時で帰ろうとしても「悪」!


まるでRPGのボスキャラみたいだろ?


「空気」に挑む者は、定時だろうがなんだろうが「逃走罪」で捕まる気分!


朝から満員電車でギュウギュウ詰め。

昼はランチ難民になってコンビニ巡礼。


一体、俺は何のために生きてるんだ…?

コンビニ弁当食べるためか!?



はやく、帰りたい。

はやく、辞めたい。

はやく、眠りたい。


もうね、早くお家に帰りたい。

早くお仕事を辞めたい~~。


なんならもう、早く「無」になりたい。

地球の塵になりたい。


なのに今日も「はい!やらせていただきます!」って、**脳内と真逆の返事してる俺、偉い。

マジ偉い。


**自分で自分を褒めてあげたい。(泣ける)


本音を叫ぶと、上司とか同僚とか、あと「空気」っていうラスボスに叱られる気がしてさ。

でも、誰かが言わないと、この状況って絶対変わらない気もするんだよな。


だから今日も、声に出して言ってみる。

\もう仕事したくない~~~~~~!!/


……よし、少しだけ元気出た。でも出社はしたくない。


頑張れ、底辺。

頑張れ、最下級民。

頑張れ、俺。


いや、違う。

俺は、普通だ。

きっと、普通だ。


嫌、嫌、嫌だ―――!



まとめ


たまにはサボっていいじゃないか!

今日も、がんばらなくても、いいじゃないか。


「働きすぎのにっぽん人」も、ちょっとだけ甘えていい日があっても、バチは当たらないはず!


さあ、みんなで叫ぼう!


「今日はもう、頑張れない日なんだよおおお~~~!」


…よし、これで明日もなんとなく出社できる!たぶん!



にっぽん人、今日も元気に絶叫中!


「もう仕事したくない~~~~!!」

読んで頂き、ありがとうございます。


こちらのエッセイは、ランキング入りしたので、

もしお時間あればご覧ください。


小説投稿について、読まれない? どうしたら?


https://ncode.syosetu.com/n0406kv/



でもね、本命小説は、こちら、お時間あれば見てください。


【メモリーバンク:量子魔法が世界を変える】”観測不能者”の大冒険譚――

記憶をなくし最弱ステータスの俺が、虚と真と実が交差する異世界?で最強を目指す。


https://ncode.syosetu.com/n3941kr/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ