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【書籍化&コミカライズ】毒を飲めと言われたので飲みました。  作者: ごろごろみかん。
7.毒を飲めと言われたので飲みました。
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キャラ設定

こちらは本作のキャラ設定となります。


☆シャリゼ

本作のヒロインです。

キャラ設定としては、【愚直なほど国を愛している】というもの。

国を率いるには優しすぎる、だけど諦めることもできない、という膠着状態に陥りました。

ヴィクトワールを第一に考えられるほど非情にはなれきれず、その甘さから自分の首を絞めていました。

作中でも書いていますが、彼女の理想は高く、それを実現するだけの力量が今の彼女にはなかったので苦しむことになっていました。

もっと非道で、感情論は無駄!と切り捨てられるだけの強さが彼女にあれば、また違ったと思いますが、それはもはやシャリゼじゃないですね…。




☆ティノ

本作品のヒーローです。

役柄としては【放っておくと茨の道を進むヒロインを助ける】あるいは【それをサポートする】キャラクターでした。

【道先を示し、導く】というよりも【寄り添って、苦しみを共に背負ってくれる】というキャラクター像でした。




☆ステラ

作中でシャリゼも言っていますが、基本的に彼女は染まりやすい性格をしています。

自身で考える、ということを彼女はしません。

なので、○○は△△、と言われると方程式のようにそう思いこんでしまいます。

思考する、ということは無駄な工程だと孤児院で悟った彼女は、それからも言われるがままに行動してきました。

結果、気がついたら良いように利用されていた、という状況に。

(ここだけの話ですが、ステラはヴィクトワール国民の性格を具現化したようなキャラ設定でした)




☆ヘンリー

昔から優秀な弟と比べられ、劣等感を拗らせていました。

作中でノアも言っていますが、【国を率いる王としての自覚】より、【個人としての感情を優先させた】がために、エイダン・リップスに足をすくわれることとなりました。

負の感情に支配されず、割り切ることが出来ればそれなりに良い王だったと思います。




☆ノア

シャリゼに重たい感情を抱いているキャラです。

恋情、というより、長年協力者として共に行動していたからこそ、大きく育った感じです。

ノアにとってシャリゼは血の繋がらない姉、というような感覚(に近いかも?)

シャリゼとは長年、現王政ヘンリーを倒すための共犯者であり、共謀者でした。

大きな秘密を共有してきたがためにシャリゼへ向ける感情も大きなものとなりました。

ノアは、シャリゼというストッパーがいればまともな王ですが、彼女がいなくなればそのブレーキが壊れるので、途端、非情な王になると思います。

その片鱗が、シャリゼが死亡したと思っていた時に少しだけ出ています。

※序盤です。

ただ、シャリゼ(効率性より倫理、感情論を優先させるひと)の影響を受けたために、エイダン・リップスの罠に嵌められて失脚しました。


シャリゼがいなければ割とすぐ王位簒奪は成されていたと思います。

だけどその手法はあまり褒められたものではない(暴力、倫理的な意味で)ので、結果としてシャリゼがいて良かったね、というキャラでした。




☆マクレガー将軍

自分の目指す世界のためなら、他を切り捨てる覚悟と強さがあるひとです。ただ、シャリゼとは真逆で、他人の感情に配慮しないところがあるので、反感、あるいは不信感を抱かれやすいキャラかな、と思います。

こういうタイプは、誰かに仕えるより、自分が立役者になる方が向いていると思います。が、マクレガー将軍はノアに王になって欲しかったので、その線は有なさそう。




☆ルイス

シャリゼを(盲目的なまでに)慕っていた騎士です。シャリゼの志に賛同し、若干シャリゼを神聖視していました。

本編後は、シャリゼの言葉通りノアを守り、支えていくと思います。






……というわけで、本作のキャラ紹介でした!

蛇足かも……と思ったのですが、せっかくなので載せます。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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