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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第八十二話 「まだ間に合うなら」

普段は物静かで穏やかな駿の言葉に

さすがの孝也も自分のふるまいを振り返ざるをえなかった。


「まだ間に合う・・・か!!」


菊池は孝也に

「将軍、ここは一発逆転狙ってやりましょう!」


「一発逆転・・・いい響きだ!

そうだな、

将軍とした俺が、

駿の言う通り、目先の情報に

惑わされていたみたいだ。

目が覚めたぞ!!」


と言い、続けて

「美名城先輩のためにも

タロ氏に格の違いを見せつけるためにも

とことんやってやろうじゃねーか!!」

と太郎と美名城の一件から

休みがちだった応援チームの練習にも励みだした孝也だった。


この時、安堵した駿だったが、

孝也の言う通り、

看板チームのはずの

太郎が今、どこで何をしているのか

分からないことには少しばかり不安も感じていた。


それは菊池も八千草も

同じであった。


そして、体育祭一週間前

全員が集まる

青組総会が開かれることとなる。

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