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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第七十七話 「図書室でのやりとり」

この声は・・・


孝也の聴覚センサーが反応した。


「ダンスの件だが、流れはこれでいいんじゃないか。

ただこれは夏帆が考えたものなんだよね?」


「どうかしら」



夏帆?!

菊池、八千草、駿の三人が美名城先輩が

声の正体の一人であることに驚く中、

孝也だけが聴覚センサーで真っ先に

話し声の一人が

美名城夏帆であることに気付いていた。


もう一人は一体誰なんだ。

美名城先輩を夏帆呼ばわりし、

タメ語で渡り合える相手・・・



孝也はもう一人の男のことを考えていた。


そして謎の男が話し始める。


「そうか、それなら心配ない。

つい夏帆の考えにしては

かなり攻めた内容な気がしてな。」


「何よ、それ。

私のことを分かったようなこと言わないで。」


「はは、すまない。

この調子で本番も頼むぞ。」


「言われなくてもそのつもり。

あなたたちの力を借りなくても

やれるってところを見せてあげるわ。」


「ああ、楽しみにしているよ」


謎の男の声の正体はその場を後にした。




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