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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第七十三話 「素朴な疑問」

菊池が驚いた表情で

「なるほど、二年にして三大美女ね。

一体誰がその三大美女を決めるっていうの?」


すると孝也は

「それはこの海満の男どもであり、

海満の裏最高機関だよ。」


「何よそれ。

かなり妄想入ってるわね。」


続けて菊池は

「ところで

そんな美名城先輩級の美女が妹ってことは

兄でなんだっけ、ハンドボール部部長の

月嶌葵ってイケメンなの?」

と容姿についての素朴な疑問をぶつけた。


駿が菊池の素朴な疑問に

菊池さんってそういうこと

気になったりするんだと意外な面持ちに

つい言葉に出しそうになりながらも、

ぎゅっと唇を噛んでこらえていた。


孝也が菊池の素朴な疑問に淡々と答えた。

「無論だ。

なんつったって美名城先輩の元カレだからな。」


あまりにも唐突な一言に

菊池、八千草、駿の三人は

どうして孝也がここまで詳しいのか、

底知れぬリサーチ力に

ゾッとしていた。

敵に回すとやっかいな将軍間違いなし。

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