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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第四十八話 「ポーカーフェイス?」

もしも俺が

ポーカーフェイスならば

動揺もここまでしないだろうし、

声も裏返ったりはしないだろう。


「なら、タロちゃんはポーカーフェイスね」


どうしてそうなったのだろうか。

理由が聞きたい。


「どうしてそう思うんですか?」


「それは内緒。でも私には分かるのよ。」



「そうですか。

まぁ、ポーカーフェイスってことにしておきましよう。」



男に二言はないと言わんばかりに

美名城先輩との間だけポーカーフェイスを認めてしまった。

美名城夏帆は図書室の窓際に向かい、

そこから見える海の景色を眺めながら



「ねぇ、タロちゃんには何が見える?」



と不意で意味深な質問に、

海の景色を眺めた俺は




「海ですね」




なんのひねりもない

あるがままを伝えた。


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