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第四十四話 「設置班リーダー」
美名城夏帆は海満高校で
知る人ぞ知る
ハンドボール部のアスリートだ。
海満高校のハンドボール部は
全国大会常連の強豪校として名高く、
美名城夏帆はエースとしてチームを牽引し、
日本代表のユニホームを着てプレイした
経験もある我が校きっての有名人だ。
容姿も美人でありながら、
どこか菊池と真千先生に似た
落ち着きとクールさを纏っている。
目が合うだけで男子も
ドキッとする
いい意味での緊張感が
男九割の設置班リーダーに抜擢された理由だろう。
この意味合いだと設置班リーダーよりも
取締役の方が合っている気がする。
ただ、俺的には
どうしても納得がいかないことがある。
それは、
美名城夏帆ほどの身体能力があって
なぜ看板チームなのかということだ。
彼女にとっては高校最後の体育祭となる。
やはり腑に落ちない。
ダンスチームが妥当のように思うが、
まぁ、直接俺と彼女は同じ設置班という
接点とも言えないような接点しかないため、
気にしたところで何があるわけでもないのだが・・・




