第二百五十話 「姉に聞いてみる作戦」
長らく更新お待たせしました。
ここに至るまでの話の中で、矛盾が生じてしまった部分や誤字脱字などの修正をできる限り行ってまいりました。
大きな訂正部分としましては、八千草は体育祭でのチームが看板とダンスの両方に属していることになってしまっていたため、始めに示していたダンスチームとして活動していることとしました。
また、パフォーマンス中に出てくる曲を具体的な曲名を避けて表現させていただくことにしました。まだまだ至らない点など出てくると思いますが、よろしくお願いします。
八千草と太郎はダメ元ではあるが、
「八千草美悠」
そう、咲苗の実の姉に聞いてみることにした。
「八千草さん、
これってお姉さんたちには
極秘で動いてた方がいいんじゃ?」
「うちのお姉ちゃんなら大丈夫。
すっごく口が硬いし、
ダメってことははっきり言ってくれるから。」
「え、あ、そう?
明らかに美名城先輩たちと
繋がり強そうだけど・・・・」
確かにこの方法は
如何にも手っ取り早い方法だが果たして大丈夫なのだろうか?
何というか自分たちだけ裏口入学しようとしているような。
太郎は少しいたたまれない気持ちになりながらも
八千草さんともそんなに改まって話したこともないし、
ましてやお姉さんともこのことについてお話を聞くとなると・・・・
と、あれやこれや理由を付けながら
結局は八千草に推され、
姉の美悠に直接自宅に伺って聞いてみることに。
確かこの辺だと思うんだけどな~・・・・
太郎は、八千草から教わった住所を
スマーチョフォンで検索し探していた。
えーと、
(キョロキョロ)
まさか、
(キョロキョロ)
これじゃないよな~
(キョロキョロ)
これかーーー!!!!!
太郎は仰天していた。
八千草家のあまりの豪邸具合に!!
いやいやいや、待て待て待て。
噂に聞いてはいたが、
これが八千草グループの・・・
八千草さんの実家だというのか!?
「私の家、ちょっと大きいからすぐに分かると思うよ♪」
「これはちょっとどころではないだろ~!!!」