表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
250/301

第二百四十二話 「否決がガタガタ」

八千草美悠が

美名城と高坂を呼んでお店の外で話を始めた。


菊池は八千草に

「何話してるんだろうね?」

と聞くと

「うーん、なんだろう?

もう体育祭の話では無いと思うような感じするけど・・・」


すると翔の

「もしかして、俺の告白が届いていたのか?」

のボケに菊池がきっぱり

「いや、それだけはないから」

と完全否定した。

「それだけはって!(涙)」



すると孝也が

「実はだな、今俺のカメラがチャリのかごの中にあるんだけど

このスマーチョフォン(携帯)で電源をオンにできるぞ。」


「うん?それで?」


「つまりだな、録音で起動させれば、

先輩たちの話を聞こうと思えば聞くことができるということだ。」


「えーーー、ちょっと孝也、あんたって、まさか」


菊池らからの盗聴目的での疑いに


「いやいや、違うぞ。

カメラの画像をスマチョの画面で

すぐに確認できるようにって連携させているだ。

今、翔殿の話を聞いて

ふとその真実を暴けるのかもと思っただけだ。」



翔は興味深そうに

「その真相、暴いてくれ!!」

と孝也に頼んだ。


「ちょっと待って!それはいくら何でも

盗聴になっちゃうから!!

ね、みんな?」


菊池の言葉に頷く八千草と駿、太郎


翔は

「さっきまで菊池さんも知りたがってなかった?」


「いや、まぁ、気にはなったけど・・・」


すると孝也が

「三対二では可決にいたらず!

すまんな翔殿。このボタンを押せば可能なんだが・・・」


さすがの翔も

この状況では諦めざるをえなかった。



その瞬間、



ガタガタガタ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ