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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
247/301

第二百三十九話 「優秀な仲間たち」

「まぁ、でも青組が優勝できて

よかったですよ!!あ、!?」


太郎の一言は

場の空気を凍らせた。


「あんたって人はまったく!」

菊池のツッコミに

八千草美悠は


「いいのよ、

青組のパフォーマンスはすごくて

とても感動したし、これは祝勝会なんだから。

私たちのことは気にしなくていいよね、あかねちゃん♪」


「はい、

私は今日どうしても聞きたいことがあってきたんで。」



「聞きたいこと?」

高坂の聞きたいことを美名城が尋ねると


「青組のパフォーマンスには本当に驚かされました。

全ての項目で減点するところがないどころか

加点してもしたりないくらいの出来映え。」


「いやいや、褒めすぎよあかねちゃん!!」


「本当の話です。

スクリーンを使うという発想力と

グラウンドをライブ会場へと変貌させたシナリオ

パフォーマンスが終わっても、

まだ観ていたい

聴いていたいと

思わせる高揚感。普通じゃないです。

どうやってあんなパフォーマンス思いつくんですか?」


青組のパフォーマンスに

かなり興奮した様子の高坂に

美名城は一言、


「優秀な仲間たちに恵まれたから!!かな。」


「優秀な仲間?」


「そう、ここにいる子たちとかね♪」


「あなたたちが?」


美名城の回答に

照れくさそうにしながら

至福の喜びに満たされる五人。


孝也が

「俺、一生美名城先輩について行きます!!」


「いや、それは迷惑でしかないから!!」


と菊池がツッコミを入れて場が盛り上がる。



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