表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
242/301

第二百三十四話 「嘘か誠か」

「あら、あれは夏帆ちゃん?」


美名城が保健室に向かってくる様子が見えた坂本さん。


太郎は

着替えているものの

閉会式をさぼっていることに焦りを感じ、

とっさに妹尾先生にサインを送り、

カーテンを閉めてベッドに隠れた。



「あははは」


坂本さんの笑い声が起きる。


「え?」


カーテンからこっそり顔を出す太郎。


「うそよ、うそ!

佐藤、あんたほんとに面白い子ね。」


「えーー、うそですかいな~~」


カーテン越しに安堵する太郎に

妹尾先生が

「予測していたかのように

ベッドへの移動が早かったもんね」

と笑って話した。


太郎は

「私の人生はリスクそのものですから。

常にリスク回避は心がけてます!!」


「ったく、回避ばっかりしていないでたまには立ち向かいなさい。」

坂本さんからの愛の喝が入った


その瞬間



ガラガラガラ



「失礼します。


三年の美名城です。

妹尾先生、こちらに坂本さんいらっしゃいますか?」





保健室の

時が止まった・・・・






「って、あれ?タロちゃん!!」






あ、

あはっ・・・

ども!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ