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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
240/301

第二百三十二話 「雌雄決する」

グラウンドで放送を待つ生徒たち



ドキドキドキドキ

心臓の鼓動が静かに鳴り響く




「今年の



海満体育祭優勝は」





二年ながらリーダーを任され

引っ張ってきた高坂いる赤組か



溢れんばかりの包容力で

引っ張ってきた八千草いる黄組か



大胆な行動と戦略で

引っ張ってきた美名城いる青組か





優勝は





161点で







青組!!!!





「やったー!!!!」

青組の陣営が

歓喜に湧き上がる!!


美名城の目には涙が・・・


それを見た孝也たちも

うっすらと涙目になっていた。




二位は、




157点で




黄組!!!




三位は、





156点で





赤組!!





結果発表が終わると

各組関係なく

お互いの健闘を称えるための

拍手が起きた。



校長は講評で


「応援の迫力が印象的だった赤組」

「ダンスの華やかさが印象的だった黄組」

「看板がスクリーンになり、

パフォーマンスじたいがライブ会場のように

絶大な盛り上がりを見せたことが印象的だった青組」


「それぞれの組にそれぞれの色があり、

素晴らしさがありました。

この先私はみなさんよりも先が短いですが、

忘れられない体育祭となりました。

順位関係なく、みんなが海満の誇りです。よく頑張りました。」


と自虐も含めてまとめた。




こうして希にみる

大接戦となった体育祭の閉会式が終わった。


美名城は後ろを見渡した。

孝也たちと目が合い

美名城は笑顔で

グッドポーズをして喜びの気持ちを伝えた。




タロちゃんは、




どこに

いるのかな・・・・


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