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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第二百二十四話 「八千草の違和感」

「あれ、あのテントで休んでる人って

業務の坂本さんだよね?」


「そう・・・だね

それがどうしたの?」


八千草の問いに答える菊池


「あ、いや、

いつからいたっけなって思って」


「まぁ、そう言われれば。

たぶんパフォーマンスの時からいたんじゃない。」


「そうだね」


八千草が言った業務の坂本さんとは

海満高校で庭の整備や

その他の雑務等をやってくれる

心優しいおばちゃんである。


そして八千草が感じた違和感


坂本さんは、基本的に庭の周辺や

事務室で仕事をしていて、

時折保健室で養護教諭の妹尾かおり先生と

立ち話をしている。


こういった表舞台に

堂々と現れるイメージが八千草にはなかった。

しかし、八千草もまだ一年。

違和感に対して確信を持てずにいる。


八千草の様子をみて

駿も違和感を感じていた。

麦わら帽子かぶったまま、

サングラスをしてテント下で休憩。


いつもこの炎天下で作業している坂本さんが

体育祭に限って・・・



遡ること数分前

青組のパフォーマンスが終わった直後に

八千草の違和感の正体が隠されていることとなる。


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