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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第二百二十話 「メンバー揃われたし」

今でこそみんながよく知る

一年の帰宅部、若草駿である。

駿は実は脚が速いだけでなく、

ギターまで弾ける秀才だった。

駿は言っていた。


「僕が弾けるのは、ギターだけですけどね」


「よし、じゃあ駿君はメインギターね!!」


決まるのはあっさりである。


駿の人気ぶりはこの体育祭だけで

春臣など人気の男子も含めた他の男子たちを寄せ付けない

群を抜いたものとなっていた。



そして最後に


「ボーカルの夏帆でーーす!!

今日はみんなで一緒に盛り上がっていくよー♪」


ボーカル三年 美名城夏帆。

海満三大美女の一人!!

言わずもがな、誰もが魅了される

その美名城がボーカルとして歌をうたう。


人気が出ないわけがない。


美名城と駿がタッグを組んだ

最強のバンドチーム


「パーフェクトブルー」



ここに見参!!!



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