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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第二百十七話 「完全な人選ミス?」

「タロちゃん、お願いがあるんだけど」


「お願い?」(なんか嫌な予感するけど)


「うん。

タロちゃんにもパフォーマンスに出てほしいの!」


「え?」(予想外の展開)


まさかダンスに・・・・(膨らむ期待)



って、その結果がこれかーい。

美名城先輩は本当に人遣いが荒い。

まぁ、それは今に始まったことではないか・・・

何が、

「タロちゃんにしかお願いできないことなの♡」

だよ。

こんな力仕事、完全に人選ミスだろ。



スタッフとして出てきた太郎に気付く高坂


「なんか辛そう・・・」


そういえば体育祭の始まりでも

バテてテント下に来てたもんね。


何だか嬉しそう辛そうな太郎を見つめる高坂だった。



そしてこの後

パフォーマンスは大きく転換していく。



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