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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
203/301

第百九十五話 「三つ巴の悲劇」

外側から翔と駿が

少しずつ速人を追い抜き始める。



残り30m



速人は焦っていた。

負けられない。負けてたまるかー!!!

徐々に徐々に力みが出てくる。

ビューランのフォームに些細なばらつきが出てきた。

その結果、



残り20m



「あ、」


速人は気持ちが先行しすぎてしまい

つまずいてしまう


「やばぃ」


三人とも三つ巴の走りを見せていた。

それによって身体をくっつけるくらいの

至近距離で走っている。


速人の転倒は

隣を走っていた翔に不運にも当たってしまう。

すると


「うそっ」


翔もバランスを崩して、転倒してしまう。


すると翔の隣を走っていた駿もまた

翔の転倒によって

バランスを崩してしまう。


持ってる力を全て使い、走っていた三人に

もはやつまづきを踏ん張るだけの余力は残されていなかった。




ゴールまで残り


10m


誰が一番にゴールテープを切るのか。


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