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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第百九十一話 「白熱の組対抗リレー」

「いちについてー よーい  バンッ!!」



「組対抗リレーがいよいよスタートしました。」



第一走者、第二走者の一年生ランナーで

黄組が一歩リードし、赤組、青組と続いた。


第三走者、第四走者の二年生ランナーで

黄組を赤組が射程にとらえ、青組がその後を必死に追っていた。


第五走者、第六走者の三年生ランナーで

再度黄組が一歩リードし、青組がぶり返してくる。


そしていよいよ

第七走者、アンカーへとバトンが渡されようとしていた。



「現在、一位黄組、二位が同時で赤組と青組です。

さあ、まもなくアンカーにバトンが渡ります!

黄組のアンカー、速人くんにバトンが渡りました。

続いて赤組翔くん、青組駿くんにバトンが渡りました。

おおお、これは・・・・」

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