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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第百八十八話 「お昼タイム②」

黄組は

八千草美悠が

「午後もこの調子で頑張りましょう!!」

と励まし、一致団結していた。


赤組は

高坂あかねが

「この順位では満足できないでしょ?

ここから私たちの力の見せ所よ!!」

と鼓舞し、一致団結していた。


青組は

美名城夏帆が

「楽しみながら最後みんなで力を合わせましょう!!」

と拳を突き上げ、一致団結していた。



それぞれの組がそれぞれのカラーで

一致団結し、いざ体育祭後半戦へと向かう。


まだみんながグラウンドに戻る前、

太郎は放送席にいち早く向かい、

席に肘をついてボーッとスタンドを眺めていた。



すると時を同じくして

黄組の八千草美悠が太郎の隣の放送席に座った。


「あれ、タロちゃん早かったわね。

一人なの?」


「あ、どうもです。

ちょっと一人になりたくて・・・」


「あら、ごめんなさい。邪魔しちゃったわね。」


「いやいや、邪魔なのは俺の方ですから!

高坂先輩と交代ですか?」


「そうなの。パフォーマンスの時以外は

ここで放送頑張るから、あかねちゃんほど

トークは上手じゃないけど、

ちゃんと聞いててくれると嬉しいな。」


「あ、はい」



三年生とは思えないほどの低姿勢から

自然とタロちゃんとあだ名呼び。


これは咲苗同様、

八千草マジック炸裂だ。




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