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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
185/301

第百七十七話 「100m走最終組の順位」

第三位は

赤組、吉田 塁



第二位は

黄組、立川 疾風



第一位は

青組、若草 駿



高坂はすかさず

「なんということでしょう!!

青組、帰宅部一年生の若草駿くんが激戦必須の最終組で

見事一位でゴールテープを切りました!!

これは快挙です。」



駿は走り終えると

ともに走った太郎を探した。

なかなか見つからず

少し焦った様子だった駿だが、


「そして青組一年生 佐藤太郎がようやくゴールです」


高坂の放送を聞いて後ろにいたことに気付く。



「タロちゃん、まったく」



あきれる駿に

「駿、ナイス。一位になれると思ってたぜ、後ろから(笑)」


駿は太郎が宣言した一位を獲れたことと一緒に

太郎と横一線ではなかったものの一緒に走れたこと、

後ろから応援してくれていたと思うと嬉しい気持ちになった。


駿が太郎にみんなのところに戻ろうと言うと


「実は俺、あの赤組の怖いお姉さんから仕事手伝わないと二度と

日陰に座らせてあげない的なことを言われてんだ。怖いだろー。

まだこの体育祭は長いから、

もう少しあそこで放送手伝いながら休ませてもらうわ。

あ、ちょっと駿のことあのお姉さんに紹介させて。」


「え、俺を??」


太郎は駿を連れて放送席へと戻った。




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