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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第百七十三話 「残念すぎる友達たち」

「駿氏、ご指名だね」


「え?おれ??」


太郎の放送に驚く駿たち。


周りは

「え、若草 駿?誰、それ?」

とざわつく。



菊池は

「どうして、タロちゃんが放送してんの?

係じゃないのに。しかもはっきりと答えてるし。」



そんな周りの動揺は

高坂と太郎に届くはずもなく、


「ちなみになんですが、

その若草 駿くんは何部の生徒なんですか?」


高坂の質問に太郎は

「駿くんは俺と同じく・・・」


「同じく?・・・」


「バリバリ帰宅部です!」


「帰宅部かーい!!!」


高坂の笑い声が放送を通して響き渡る。


「え、帰宅部なのに足は速いんですか?」


「見れば分かります。

明らかに速そうな見た目してますから!!」


「見た目で分かるんですか?

それは楽しみですね。」


駿は

「俺、もう100m辞退しよう」


「何を言っている駿氏。ここで駿氏が一位を獲れば

帰宅部の星となれるのだぞ。是非帰宅部代表として

勝ってきてもらいたい!!」


孝也の願いに、

駿の気持ちが分かってもらえない

特殊な友人ばかりであることに

対して菊池と八千草は

心から同情した。



「あ、あと一つ言い忘れたことが・・・」

太郎がおもむろに口を開く。









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