表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
169/301

第百六十一話 「背後霊の正体」

「きゃーー!!!」


高坂の愕いた声がマイクを通して響き渡る。


高坂の後ろを背後霊らしきものが通る。

高坂は叫びながら後ろを振り向くが

既にそのときには後ろに何者もいない。


なんだなんだ・・・


周囲がざわつき


告白した男子生徒が高坂の隣を見ている。


高坂は隣を振り向くと

そこには

パイプ椅子に座り、長机に肘をかける

青いスカーフをまとった男子生徒・・・・

否、

佐藤太郎がいた。



あたりを見渡していた駿

そして孝也は


「あーーー、タロちゃーん・タロ氏何やってんのー??」


と大きな声をあげた。


太郎はというと

至って動じない様子で

肘をついたまま座っている。


高坂から打って変わって

太郎を見つめる全生徒たち。

そして隣の高坂は一言


「どちら様ですか?」


と尋ねた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ