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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第六話 「青春大荒れ模様」

「どうした太郎氏、顔色が悪いぞ」


「ああ、

お前の話を聞き逃した上に

聞き返すリスクの重みを理解していなかったことに後悔してるんだ」


「戯言を、面白き男よ太郎氏は」


「そりゃどうも」


調子に乗り出した孝也は

誰にも止めることはできないのかもしれない。

否、できない。


孝也と共犯になってしまった俺に、

この先の青春は青春のままでいられるのだろうか。

危機感は強まり、望みは弱まるばかりだった。


しかし、女子から一線を置かれている俺たちに


「なんか楽しそうだね。何の話してるの?」


と何のためらいもなく話しかけてくる駿は

稀に見るお人好しか変わり者なのだろう。

てか俺の周り変態と変わり者しかいねぇじゃねぇーか!!!


どうやら俺の青春予報は大荒れ模様のようだ。



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