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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第百二十六話 「受け継がれる兄の想い」

店長の気まぐれランチが出来上がるまでの十五分間

美名城は

これまでの体育祭で経験してきたこと、

他の組の動向や青組の強みについて語った。


「そうなんですね。優勝って難しいんですね。」


「そうね。どこも優勝目指してやってるわけだから

ミスは許されないんだけど、

でもだからといってミスを恐れて

縮こまってもよくないものなの。

体育祭は高校生の私たちにとって

一度きりの青春イベントだからね♪」



美名城は二年間の体育祭を思い出しながら

一年のときに言われた兄の夏海の言葉を思い出していた。



「いいか、夏帆、体育祭は人生一度の青春イベントだ。

楽しまないでどうする?誰よりも楽しんだものが優勝するんだ!」


まったく、私としたことが。



「いや~、美名城先輩の言葉は胸に刺さります」


「ありがとう!

一度きりの青春イベント楽しもうね」


孝也と菊池を含めて五人は美名城の言葉に体育祭への想いが高まっていた。


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