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第百十三話 「ドストレートな質問」
「特別なカンケイ!!!???」
あの店長らしき・・・
いや店長と
美名城先輩はいったい
どういうカンケイなんだ?
孝也の頭の中は
二人の関係性のことで
いっぱいいっぱいで
もはやパンク寸前のところで店長が戻ってきた。
「みんな待たせて悪かったね。
左奥のテーブル空いたからどうぞ。」
と丁重に案内を受けると、
孝也が
「店長!美名城先輩とは
一体どういうカンケイですか?
特別なカンケイって
まさか今、現在進行形で付き合ってるんですか?」
孝也のぶっつけドストレートな質問に
店長と美名城は声を出して笑った。