表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
111/301

第百三話 「歴史上にない現状に、いかにも○○がたし」

皆と意見が反してしまい、

太郎の真相が見えてこない状況に

孝也は苛立ち始めていた。


この状況はどう考えてもおかしい。

なぜ将軍の俺が孤立しているんだ。

しかもその原因が平民のタロ氏とは、

いかにも理に適っていない状況。

歴史上で一度でも平民一人のことで

話が大きくなり、将軍が孤立してしまうことなど

あっただろうか。否、一度たりともないはずだ。

いかにも許しがたし。



このとき、孝也の頭には

太郎をかばった美名城夏帆の存在がいた。



なぜ、俺じゃなくてタロ氏なんだ。


いかにも、いかにも許しがたし。



孝也は


ステージ裏へと走り出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ