4話
ドイツとソ連の前哨戦です。では、どうぞ!
ドイツside
観測兵『こちら第1観測所。敵の大部隊接近中直ちに航空支援と砲撃支援を要請する。』
通信士『了解。直ちに航空支援と支援砲撃を開始する。』
第1観測所は兵員400名程の小規模な基地だが、4号戦車F型や、4号駆逐戦車、また対戦車砲、なども配備されているので、防衛は、不可能ではない。
観測所隊長『なんとしてでも、ここを防衛するのだ!総員戦闘配置!』
観測兵『前方500メートル先敵戦車接近中!』
小隊長『88ミリ砲撃て!』
『ドン』 88ミリが火を吹く。
観測兵『敵戦車に命中!撃破確認!』
mg42機関銃がひを吹く。
『バババババババ』機関銃が次々へと敵をなぎ倒していく。
機関銃手『弾が切れそうだ。誰か弾もってこい!クソ次から次へとわいてきやがる。』
ブォォォォ...
歩兵1『なんだこの音は。』
歩兵2『見ろ。友軍機だ!俺たちは助かったんだ!』
操縦手『敵の大部隊だ。消し飛ばしてやれ。』
爆撃手『了解。爆装庫開け、爆撃開始。』
30キロ爆弾70個が一斉に投下される。
ヒゥゥゥゥ...
文字通りソ連軍は、その場にいたソ連軍は、消し飛んだ。
第1観測所隊長『たすかったのか?』
将兵たち『やった!助かったんだ!』
第1観測所隊長『被害は、どのくらいだ?』
副官『こちらの被害は、兵員50名死亡、30人が重傷、対戦車砲10門大破、戦車5輌が大破です。』
通信士『本部から連絡です。』
副官『なんと言ってるんだ?』
通信士『直ちに第1防衛線まで撤退せよ。とのことです。』
第1観測所隊長『了解した。返電してくれ。』
通信士『了解であります。』
第1観測所隊長『総員に第1防衛線まで撤退すると、伝えよ。』
副官『了解であります。』
第1観測所隊長『私は、死んだ部下達に、最後の別れを、告げてくる。諸君らは、撤退の準備を整えといてくれ。』
副官『了解であります。』
ドイツとソ連の前哨戦は、ドイツの勝利に終わった。はたして次勝つのは、どちらか?
いかかだったでしょうか?
つぎは前哨戦のソ連sideです。
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