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蓮の髪飾り。2

わたしは田舎生まれ、田舎育ち。

クラスの皆んなはこんな田舎嫌だと言うけれど、わたしは虫の声や夜空は勿論、流行物が手に入らない不便さや獣の多さ、その点も含めて田舎を愛している。


ある日、都会の、東京から来たと言う、とっても別嬪さんな女の子がやってきた。パッと見る中学生には見えなくて高校生、いや下手したら大人に見えるそんな子がどうしてこんな田舎に-------


などと考えていると彼女、かおるちゃんが私に近づいてきて言った。


「貴方、凄くきれい!」


とても目を輝かさせていたのだから驚いた。

突然顔が、それも絶世の美女の顔が、至近距離に近づいてきて驚いた。


「…あ、あの、近い、です…」


なんとか声を出すとかおるちゃんは少し離れてくれた。



-------


薫ちゃんがここに来てしばらく経った。

薫ちゃんは事あるごとにわたしをかわいい、きれいと褒めてくれた

わたしも嬉しくなったが、それと同時に恐怖を感じた。

薫ちゃんはわたしが他の人、同性の友達にも嫉妬をし、男子と話した日にはとても怒られた。


ある日彼女に水仙の花言葉を教えた。

「   」「    」


そして、私は思ったの。


「この髪飾りはわたしより、かおるちゃんの方がぴったりね!」

「そうかしら?」

「そうよ、かおるちゃんはずっと自信満々だし、何よりわたしに…」

私はそう言葉を詰まらせた。流石にダメだと、思い口を閉じた。

「そうね。それなら今度貴方に似合う髪飾りを持ってくるわ、その時交換しましょ?」


薫ちゃんは私の気持ちを察してくれたのか深追いはしてこなかった。

私は顔を上下に降って嬉しそうに頷いた。でもいくら経っても貴方は髪飾りをくれなかった。だから痺れを切らしてしまったの。



…わたしは薫ちゃんが怒るのを承知で、学校の先輩とキスをした。変な、心がふわふわと軽くなった気がした。


----

次の瞬間、目を覚ますと薫ちゃんの靴が視界に入った。もう来てくれたんだ、へへ、うれしいなあ。

目線を上げると薫ちゃんが血だらけになっている事に気づく。どうしたの?!と慌てて手を伸ばそうとしたが、体が動かなかった。


あぁ、そっか。あれはわたしのちか。


さいごに、ことばをふりしぼった。わたしのさいあいのひとを、のろおう。

呪いの言葉。



「かおるちゃ…すき、だっ、よ」



最後に薫ちゃんは眉を下げ、とても、とってもうれしそうに笑っていた。

そして貴方は私は蓮の髪飾りをくれた。




蓮の花言葉。

「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」

結構手抜きですが、そこそこの設定は決まってます。

気が向いたら、2人の設定など載せます。たぶん。

なので完結にはしません。

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