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はじまり
新作投稿始めました!
よろしくお願いします
ばっしゃ───────ん
今日は王家主催のお茶会。
ロッサルト王国の上位貴族の子息子女が一同に集められたこの場で、私は搾りたての美味しいアップルジュースを侯爵家子女であるマリエーヌに思いっきりかけられました。
私は公爵家の子女エルファイア6歳です。
侯爵の娘が公爵の娘に粗相したなんて!
とんでもない事なんだけど、実はマリエーヌは私の義理の妹であるマルシェにかけようとしていたのを私が庇ったというわけです。
そのままアシェリー公爵家にお義母様と帰り、直ぐ様侍女達に洗われてお湯につけられたんだけど、公爵家の子女である私は繊細だったのです。
その夜高熱を出してウンウン魘されました。
朝起きたらお熱はまだまだあったけど私の目はギンギンに!
何故なら思い出したの
私の前世は日本人でした!