♤第零話:人物紹介【総合版】*本編に登場する人物を順々に追加していきます。ネタバレ注意です‼
【人物紹介・総合版】*本編に登場する人物を順々に追加していきます。ネタバレ注意です‼
!!!!!2023・04・26改稿最新版!!!!!
*追記
・所属する組織や、登場する章ごとに場所を分けています!
・基本的に作中に名前が載ってるキャラについては、基本情報や、豆知識も書いているつもりですが、乗っていないキャラや、もっと詳しく知りたいキャラがいる場合は、コメントしてください‼‼
・名前の隣に、〖〗で初登場が何話なのか、書きました!!
・皆様の熱~いご要望にお応えして、女性キャラには紹介の最後に年齢を()内に記載させていただきました!!!
〖本編〗
・セシル・ハルガダナ〖第一話初登場〗:本作の主人公。王国北の辺境育ちで、徴兵令によって王都エヴミナへ行くことになる。
小さいころから本を読んだりするのが好きだったため、魔法や学術には詳しいが、やや世間知らずである。
七大魔法属性に適性はないが、希少魔法と固有魔法をいくつか操る。また、体術や剣術には自信があり、今までに負けたことがない。王国軍の“カラト”解放作戦で王国軍の差別や虐殺の実態を知り、それらを改めようと決意する。
・エイドリアン・ガーナード〖第四話初登場〗:南部の町に住む行商人で、虎の獣人。第四話で、セシルと王都への旅路を共にする。
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『ソシキ』王国軍:ミロ―デグリア王国の正規軍を指す。海岸線を有する西方以外の、他国と国境を接する北・東・南の警備ならびに非友好国との戦争遂行。および、主に亜人の暴動や解放戦線の活動など、国内の紛争の鎮圧にあたる。
・ミレイユ・エリクアッツェ(大佐)〖第一話初登場〗:若干十八歳で王国軍の大佐に昇進した超エリート。
王国軍本部所属で、父親は東部方面の支部長を務める。ルックスもよく、兵士たちからの人気も非常に高いが、浮ついた話はない。
(現在二十歳)
・エリミシア・グラディアーニェ(中将→大将)〖第七話初登場〗:王国軍の秘密組織からの上がりで、彼女の経歴は謎に包まれているよう。
23歳で中将に昇進し、セントレーネ攻防戦後、王国軍大将へと栄進した。
艶やかな黒髪を肩口まで伸ばし、伝統的な鉄の髪飾りは、まるで夜空に輝く星のようである。
(現在二十六歳)
・ダルウィン・エリクアッツェ(大将)〖第八話初登場〗:東部方面支部長で王国軍大将(セントレーネ攻防戦で殉職)。
がさつで大まかな性格だが、軍や部下のことはしっかり考えている様子。娘には幼少期から厳しく指導し、熱心な教育家としても知られる。
・ムスカ・トーマス(中佐)〖第八話初登場〗:セントレーネ攻防戦第三分隊長。同攻防戦で殉職、声の大きい男だった。
・ハーヴェスター・ロドリゴ「通称:ロメロ」(少将)〖第八話初登場〗:無精ひげを生やしたおっさん兵士。面倒くさがりで適当なところもあるが、なかなかの実力者。
部下思いで、王国の未来についても語り合う。
・レニーノ・ビエラ(中将)〖第九話初登場〗:セントレーネ攻防戦に特殊部隊として参加する。秀才メガネのエリート兵士。セシル・ハルガダナの交戦で殉職。
・フィフリーナ・キルスタ(中佐)〖第九話初登場〗:レニーノ・ビエラの部下、天然でがさつ。
(現在二十歳)
・ペトロ・ホーリード(中佐)〖第九話初登場〗:レニーノ・ビエラの部下、まじめでおしとやか。
(現在二十一歳)
・カイナー・ホフナルク(少将)〖第八話初登場〗:ダルウィン・エリクアッツェの右腕。適当な性格だが、才能はぴか一で、ダルウィンの難しい注文もそつなくこなす。
次期中将としての筆頭候補としてあげられるが、セントレーネ攻防戦での責任を感じ、自分には重い役目だと感じているらしい。
・アルフレッド・クルアーノ(少将)〖第十三話初登場〗:王国軍南方支部所属。フリナフット・エデリア中佐の上司。上からの指示を忠実に守る、官僚人間。
・フリナフット・エデリア(中佐)〖第十三話初登場〗:王国軍南方支部所属。王国の名家出身。ブロンドの長髪をきれいに整える。
魔法や戦闘の才能はそこそこだが、王国を亜人と人間が平等に暮らせる社会にする、という大きすぎる理想を抱く。
(現在十九歳)
・ルーベン・アイサリーノ(大佐)〖第十二話初登場〗:かつては上司として、ミレイユ・エリクアッツェと同じ舞台に所属し、親交があった。そのミレイユ・エリクアッツェや、エリミシア・グラディアーニェなどが異常な強さで名を挙げていく中、まじめで、表向きは王国軍への忠誠深い姿勢から、彼もまた出世頭として着実に成長している。
・ジコラ・ミルカビン(大将)〖第十五話初登場〗:すでに殉職した王国軍元大将で、セシル・ハルガダナ、ホワイト・ピア両名との戦いで戦死するまでは、ほか三人の大将の中で最長の在任期間を誇った。
王国に忠実な男で、国王や軍の総統、政治中枢からも信頼が厚く、国民からも愛された。そのため、彼の葬儀の際には王都は悲しみの静寂に包まれたという。
愛用の金棒を扱う武術、および体術が非常に優れ、さらには強力な風魔法といくつかの希少魔法も操る。
・オクソレンド・ティミカス(大将)〖第十七話話初登場〗:王国軍大将でもなければ、彼のように酒飲み勤務などできないであろう。彼のこれまでの経歴と、実力があってこその行動である。
「殲滅作戦:ドルジョバス・クラーニャ」では、入口のないところからホワイト・ピア前に現れるなど、彼の力は未だ謎に包まれている。
・バイス・インダークラー(大将)〖第三十二話話初登場〗:適当な性格ではあるが、大将としての自覚と、実力はもちろん兼ね備えている。単純な実力比較で言えば、歴代大将の中でも目立って見えるとの評判である。
王国側も、それを踏まえての東南遠征への参加要請であろう。まさに王国の砦であり、次期総統候補に挙げるにふさわしい人物だ。
・ヘスス・トレイラー(大将)〖第三十二話初登場〗:インダークラー大将の下で学ぶ若手の大佐である。器用貧乏は彼のためにある言葉なのかと思うくらい、幅広い魔法や体術を扱うが、決定打に掛ける。インダークラーもそれを危惧しているようだ。
・パンカット・ゴーナル:
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『ソシキ』解放戦線“ベクラマ”:亜人の解放運動を行い、民族平等の主義主張を掲げる集団。その思想は、王国全土の亜人や平等主義者に広がり、いまでは王国を揺るがすような組織にまで成長した。
しかし、彼らの目的は別にあるという考え方もあるようで、謎の多い組織でもある。
(第六章辺りから、真相が明かされ始めます)
・キャロット〖第四話初登場〗:黄緑色の髪をボブカットに切りそろえた、可愛らしい少女。服装にこだわりが強く、カジュアル志向が強いが、お気に入りのベレー帽は常に携帯している。
エルフと人間の比率が一対三のクオーターである。孤児として小さいころから育ち、現在十七歳になる。
(現在十七歳)
・ホワイト・ピア〖第四話初登場〗:きれいに整えられた銀髪と、真っ白な肌が特徴的な人間族の女性。非常に頭がよく、戦術や学術にも長けるが、だからこそ、うぶでかわいらしい一面も目立つ。
手には常に黒い革製の手袋を着用しているが、本人は理由を明かさない。現在19歳で、好物はトマトである。
(現在十九歳)
・リアル・ジョー〖第四話初登場〗:二十三歳、竜神族の男性。肩を超えるまでに伸びた、黒い長髪と、目の下にくっきりと表れた隈が特徴的である。
全体的にじめっと暗い印象を持たれがちだが、実は心に熱いものを宿しているらしい。話すたびに必ず一度は咳こむ。
・マルコ・マルコ〖第四話初登場〗:真っ黒い円柱形の生物で、正体は魔獣の一種である海坊主。
巨大化魔法が使える非常に特異な種族であり、最大六倍にまで膨張できる。凶暴な印象を持つかもしれないが、本人はいたって優しく、温厚な性格である。
昔、解放戦線によって助けられ、その理念に共感し、その一員となった。
・シンバー・ベアード(本名:ジャレッグソン・ピグレット)〖第八話初登場〗:エルフとブルドッグの獣人がハーフした老人。
全国に散らばる民族平等の活動をまとめ上げ、解放戦線とベクラマを組織した。
セントレーネ攻防戦で大将エリクアッツェとの交戦で殉職。享年197歳。
・ブラッディ・シャーク(本名:ビクター・ノセルソン)〖第八話初登場〗:サメの魚人。どこの出身か定かではないが、けったいな言葉なまりが特徴的。
全身をぴちぴちのスーツで覆う変態的な格好をしており、解放戦線では女性陣から冷たい視線を送られることもしばしばである。
・カルロス・ホーナー〖第八話初登場〗:オークの巨人。
シンバー・ベアードにもらった自分自身の名前を大変気に入っており、興奮するとそれを大声で連呼する。
仲間思いで、仲間が怪我をすると飛んできておろおろと慌てだすが、それが二次災害を生むこともしばしば。セントレーネ攻防戦でエリクアッツェ大将の攻撃により殉職。
・エステベス・ポーカー〖第八話初登場〗:神に忠実な男。しかし、自らが進行する宗教のことを忘れてしまうなど、いろいろと頭のおかしな男である。
細身な全身を装飾品でまとった、奇抜な格好も特徴的で、顔はまあまあイケメン。とにかくいろいろおかしい男。セントレーネ攻防戦でグラディアーニェに殺される。
・ラリー・ファージ〖第八話初登場〗:サイの獣人で、巨大化魔法を扱う稀有な存在。
セントレーネ攻防戦ではマルコ・マルコ、セシル・ハルガダナとともに、隕石から町を救った。しかし、その際に殉職する。
・カーペンター・スリー〖第十一話初登場〗:セントレーネ攻防戦後、解放戦線の新しいリーダーとして個性豊かなメンバーを率いることになる。
いつも緑色のスーツ、赤いネクタイという奇抜な格好をしている。ほうれい線の深いおっさん顔だが、実はそこまで年は取っていないらしい。
・アーバン・ゴー(本名:グローザ・ラ=ミハイロ)〖第十九話初登場〗:珍しい白銀の髪を持った青年。高度な回復魔法の使い手であり、セシルを死の淵から救い出す。
また、解放戦線と対峙したグラディアーニェ大将をけん制するなど、謎に包まれた実力者である。
・フレッディーナ・ルージム〖第二十七話初登場〗:エスクエスティアでの作戦のため、酒場に勤めていたところ、セシルと同僚となる。
ベクラマきっての風魔法の使い手。体術は不得手だが、それでも波の兵士では到底及ばない。
クールでまじめな性格で、実はいいところのお嬢様だった。特徴的なのは深緑の長髪と、きれいでかわいらしいほっぺ。
(現在十八歳)
・グラシカ・チュンカート〖第二十七話初登場〗:エスクエスティアでの作戦のため、酒場に勤めていたところ、セシルと同僚となる。
珍しい狐虎の獣人であり、そのことが理由で過去につらい経験をしたようだ。透き通るようなブロンドの短髪と、さらに女性としてのシルエットもとても魅力的とあって、男性客からの人気は圧倒的ナンバーワンだったそうだ。
さらに気さくで明るい性格は、仲間からも評判である。
(現在二十三歳)
・ルーズ・K〖第二十九話話初登場〗:まじめな性格で、ベクラマに忠誠を誓う。
朱色の長髪で、女性にしては珍しく、武器は長槍を扱う。好物はオレンジ。
(現在二十歳)
・オウス・ピウス〖第二十九話話初登場〗:厳格な性格で、ベクラマの中でも非常に古株である。髪型は出身地の伝統である、編み込み式。
純粋なベクラマ主義者であり、シンバー・ベアードとは馬が合わなかった。
・メン・イスメンス〖第二十九話話初登場〗:おかま口調で、本当におかまである。部下から慕われており、人間性は良いと評判である。
どんな忙しい日でも、毎朝メイクを欠かすことはない。衝撃魔法の使い手で、実力も十分。
・ファイナル・ピッド〖第二十九話話初登場〗:温厚な性格の青年。長髪で、細長い目が特徴。北東の出身で、珍しい人種らしい。
・ララナ・ジョア〖第二十九話話初登場〗:薄黄緑のきれいなボブヘアーが特徴的な、かわいらしい女の子。捨て子として、王都の施設で育った厳しい経験を持っている。
セシルを上回るほどの武術・体術の使い手で、魔法の実力も十分である。
愛刀の名前は、ジェット。特に意味はない。
(現在十八歳)
・カプハンド・シナコ〖第二十九話話初登場〗:きれいな長い黒髪を後ろで結ぶ、いわゆるポニーテールのような髪型である。
希少魔法として毒魔法を扱う、北方の非常に稀有な人種の末裔。
(現在二十七歳)
・クルル・ルル〖第三十二話話初登場〗:クルル四兄弟の一番上の姉。敵に対しては毒舌で威嚇し容赦ないが、身内や仲間に対しては優しく、天然な一面を見せることもある。
得意魔法は炎と水。好物は野菜。
(現在二十二歳)
・クルル・テカ〖第三十二話話初登場〗:クルル四兄弟の二番目の兄。細長い体で、三日月状の刃先をした独特な武器を扱う。臆病に見えるが、実践では仲間を守るために全力で戦う。リーゼントの髪型を合わせると、身長は二メートルを超す。
得意魔法は土。好物は魚。
・クルル・セマ〖第三十二話話初登場〗:ぽっちゃり系のクルル四兄弟の三番目の妹。便乗キャラにも見えがちだが、自分を持った実は一番のしっかり者。特技はダンス。
得意魔法は雷。好物は甘いもの。
(現在十六歳)
・クルル・ホン〖第三十二話話初登場〗:クルル四兄弟の末っ子の男の子。浮き輪上の魔道具によって宙に浮いた状態で戦闘を行う。適当に見えるが、仲間思いの良いやつである。
得意魔法は風。好きな食べ物は果物全般。
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〖転移者〗
・マモル・シバウラ〖第二話初登場〗: 十七歳、二ホンの高校生。高高度召喚魔法で王国に召喚された。学業、運動ともに素晴らしく、ルックスも良い。まさに完璧で、男女ともにあこがれの的だったという。
異世界では全属性の魔法を操る剣聖として、王国の危機を救うべく戦う勇者である。
・ハヤト・キリヤ〖第二話初登場〗:十七歳、二ホンの高校生。高高度召喚魔法で王国に召喚された。やや粗暴な性格が目立ち、二ホンでは学業に難があったようだ。
異世界では炎と雷属性のSランク高難易度魔法を操り、勇者として活躍する。
・ロロカ・ミヤダイ〖第二話初登場〗:十七歳、二ホンの高校生。高高度召喚魔法で王国に召喚された。二ホンではバドミントン部に所属し、文武両道で活躍していた。
温厚な性格で、争いごとはもともと得意ではないが、異世界では回復魔法を扱う勇者として重宝される。
(現在十七歳)
・ナナセ・クミシマ〖第二話初登場〗:十六歳、二ホンの高校生。高高度召喚魔法で王国に召喚された。
二ホンで剣の道を修めていたこともあり、異世界ではハイクオリティな剣技が特徴の勇者として活躍する。また、武道家らしく学業にも苦手意識はなく、才色兼備で有名だったそうだ。
(現在十六歳)
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〖マグローブ村〗
・ローネ・マルグリット〖第五話初登場〗:十八歳、赤い髪が特徴的な天人族の少女。まじめで、曲がったことは嫌いなタイプ。
しかし、抜けているところも多く、よくアイシャにからかわれる。怒ったり、恥ずかしくなったりすると、無意識に背中から羽が飛び出す。
(現在十八歳)
・アイシャ・サランジェ〖第五話初登場〗:十九歳、人間族の少女。村の子どもたちの中でも年上だったことから、しっかり者のお姉さんとして慕われている。
本人も責任感が強く、村の仕事をいろいろこなしているが、からかい好きでおちゃめな一面もみられる。黒髪のロングヘアで、祖父の形見であるカラフルなヘアピンを三本、前髪に付けている。
(現在十九歳)
・エヴァ・ルーミシア〖第五話初登場〗:ウサギの獣人族の少女(八歳)。いつも元気いっぱいのおてんば娘。
(現在八歳)
・ミケル・レノ〖第五話初登場〗:犬の獣人族の少年(八歳)。弱気な少年で、本を読んだりするのが好き。グレゴリウスのことを慕う。
・トモラッツァ・グレゴリウス〖第五話初登場〗:人間族の少年(九歳)。責任感のある、レノのお兄ちゃん的存在。
・エリアッテ・ニフロン〖第五話初登場〗:人間族の少女(十歳)。昔は泣き虫だったが、いまではしっかり者のお姉さんになってきている。
(現在十歳)
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〖第五章〗
・エラグザ・フォールチャー〖第二十話初登場〗:西の名家、フォールチャー家の次女(十五歳)。
黄色のふわふわとしたかわいらしい髪型で、ルックスもいいが、正体は世間知らずの箱入り娘。第二十話にて、セシル・ハルガダナ、クミシマ一行と出会い、そこからしばし旅路を共にする。
(現在十五歳)
・フランシスコ・タピア〖第二十話初登場〗:エラグザ・フォールチャーの付き人。タピア一族はフォールチャー家に代々使える家系で、フランシスコもまた幼いころから礼儀作法などを叩き込まれた。
実は十八歳で、セシルと同い年である。
・ギシュター・フォールチャー〖第二十話初登場〗:フォールチャー家の長女(二十歳)。紫色の長い髪が特徴。
考え方の異なる、妹のエラグザ・フォールチャーとは後継者争い中で、権力を確固たるものにするため、過激な手段にも訴える。
(現在二十歳)
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『ソシキ』ディスサントス教:王国全土に広がる、過激な人間主義を掲げる宗教団体。亜人差別だけでなく、人種としてゴーナストを優位に位置づけ、人間族の中でも序列をつけるべきだと主張する。
ゆえに、人間族の平等を掲げる王国軍とは基本的に対立関係にある。
・ピーター・オルガッシュ〖第二十三話初登場〗:ディスサントス教の幹部のうちの一人。神を信仰するあまり、自身や部下の命まで卑下している。
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〖第六章〗
・ジーナ・ホッブズ:エスクエスティアを拠点に、代々行商を行う家系の一人娘。おっとりした性格で、「可愛らしい」とは彼女を表現するにちょうどいい言葉だが、実は商売上手。
くせっけの茶髪をきれいな顔に似合わせる。セシルとは、五年前に北方のセシルの故郷近くで一度顔を合わせている。そのときはセシルが彼女を救ったが・・・・・・・。
作中では言及できていないが、芸術性に優れ、実は作中でセシルが褒めている、屋敷に飾られている絵画のいくつかは、彼女が書いたものである。
(現在二十歳)
・ジーナのお父さん:仕事の成功の反面、早くに妻を亡くした。娘を愛しており、彼女が行商に出るといったときには強く反対し、初めて彼女の考えを拒絶した。優しく豪快な性格の良い親父である。