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私にはファンタジー小説の主人公への転生は難しいだろう

作者: 真瀬 明

 


 今日、少し気になることを見つけた。

 私は、よくファンタジーものをなろうで読むのだが、いつも読んでいるお気に入りの小説を読み返していると、あれ?という違和感をある一文に覚えたのだ。

 その文は、様々な小説に使われていて、今まで疑問にも思わなかったのだが、何故かその時はそこが気になった。


 私が変だな、と思った一文はこれである。


「目を開けたら知らない天井があった」


 一見すると普通のフレーズで、起きたら知らない場所だった、という意味にしたいのは私にだって分かる。

 だがしかし、想像してみてくれ。


 皆が朝、起きた時に初めに見るのは天井だろうか。

 私の場合は横向きに寝るので、枕かそれとも布団か、はたまたカーテンを見る。(私の部屋の寝台は窓の横にある)

 しかし、これはあくまで私の場合だ。

 きっと、話に出てくる、

「目を開けたら知らない天井があった」

 と思った人物は、普段仰向けで寝ており、さらに素晴らしい寝相の持ち主なのだろう。

 もう一つ加えるとすると、もしかしたらその人物は枕なしで寝ているのかもしれない。

 普段横向きに寝る派の私だって、仰向けで寝ることはある。

 そういう時は、勿論起きると仰向けで、目の前に布団はない。(私は素晴らしく寝相がいい)

 けれども、枕ありで眠る私が起きた時、壁が目に映るのはおかしなことだろうか。角度的に私の枕では無理があるのである。


 したがって、私にはファンタジー小説に出てくるような世界に転生し、主人公になることはほぼ皆無に等しい。

 何故なら私には枕なしで眠ることは難しいし、寝相は良くても仰向けで寝ることはほとんどないからである。


 しかしと言ってはなんだが、普段仰向けで寝ており、素晴らしく寝相がよく、枕なしで容易に眠ることの出来る人物がいたならば、その人がファンタジーな世界に主人公として転生する確率は普通の人よりは少しは高いかもしれない。






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