用語集:第3話(5)~第5話(2)
本編で説明しているものが多く、少なめ。
用語集は作者の主観が登場したり、メタメタなので苦手な方はブラウザバック推奨。
3話(5)
■調整機構
地方ヒーローと派遣ヒーローの活動地域を調整する機関。
地方ヒーローを統括しているヒーロー協会の外部組織である。
法律違反したヒーローの取締りや、採用試験の時期調整などを行っている。
協会は事務的な仕事のほとんどを調整機構に委託しているため、ヒーローにとって調整機構の役割・存在はとても大きなものとなっている。
結構嫌われ者の組織。
■シンセカイジャー
調整機構から派遣された新人のヒーロー。
DSの上から機動外骨格を身にまとっている。
現実のヒーローにたとえるならば、アイアンマンの装甲のようなものだ。
目的のためなら残虐にもなるが、その根は正義感に溢れている。
ただし、それが行き過ぎた行動に出ることが多いため、協会からは要注意人物として認定されているらしい。
5話(1)
■キッピーモール
駅ビルのようなものである。
■統合計画
全貌は明らかになっていないが、薫いわく「世界を収束体にする計画」である。
ありとあらゆる世界の可能性をひとつにまとめ、運命によって定められていない世界をつくる計画。
■腕輪
薫の収束体としての力を抑え込んでいるリミッターのようなもの。
■麺屋じょにー
モデルとなっている店がある。
夜になると営業しはじめるラーメン屋。
■不気味の谷
1970年、ロボット工学の分野で提唱された経験則。
不気味の他に現象と言う。
英語では「Uncanny Valley」
ロボットや人間ではないものが人間に限りなく近い状態にある際、感情的反応がネガティブになる現象のこと。
つまり「限りなく人間に近いロボットが怖い」ということだ。
人間と全く同じであれば、感情はポジティブになる。
全く同じの一歩手前になると急激に感情の波がマイナスに傾き、全く同じになると急激にプラスに傾く。
その様子を線グラフにすると、谷のようになる。
5話(2)
■「昔、このような映画があったそうだ。」
元ネタは、2001年宇宙の旅である。
木星探査を行うことを主軸に描かれたSF。
人類の進化と知的生命体の本質などについてが描かれている(と筆者は思っている)。
人工知能はHALLという名前で登場し、自らに課された命令の矛盾に耐え切れなかった。
精神分裂状態になってしまい、自分を停止させようと画策する乗員を殺害する。
切ないのだが、怖い。
見た目は人間とは程遠いが、その話し方や考え方・感じ方に行動原理が人間に限りなく近い。
不気味の谷効果が発揮される対象となるにも、十分である。
怖いと感じた人は多いのではないだろうか。
2001年宇宙の旅は、あまり好きじゃありません。
なぜかというと、得体の知れない恐怖と不安に駆られるからです。
自分が死んだ後にどこに行くのだろうかとか、地球が滅亡したらどうなるかと考えたときみたいな、そんな怖さ。