第1話:倒産と再興(1)(2)(3)用語集
■実働課二班
民間治安維持組織であるヒーロー派遣株式会社の実働課二班。
実働課は全部で二班あり、二班は管制課から嫌われている。
その理由は、超法規的活動・超規則的活動をしているから。
ヒーロー関連の法律については、後の用語集で述べる。
実働課二班には、秘密がたくさん隠されているのだそうだ。
■決闘状
ヒーロー同士の縄張り争い・悪の組織との正面対決のための書類。
法的執行力を持っており、決闘状を突きつけられたヒーローに拒否権は無い。
決闘には勝利した際の条件、敗北した際の条件をつけることができる。
条件についても、法的執行力を持っている。
■ヒーロー名
会社が勝手につけるコードネーム。
変身する際にはヒーロー名を叫ばなければならないが、二班は守らないことが多い。
叫ぶ理由は不明だが、浪漫なのかもしれない。
■ベルト
現段階では謎の多い代物。
■専用地下鉄システム
細かいことは現段階では不明。
ヒーローを各地に瞬時に派遣できるシステム。
■京都銀行 阪急河原町駅前店
旧:京都銀行 阪急河原町支店。
理由も原因も不明だが、突然店名が変わった。
昔はCMが面白いと話題になったこともあったようである。
■DSディパージョン・システム
ヒーロースーツのようなもの。
DSになることを、DS化と言う。
DS化すると、肌は金属のように硬質化するが、そのフォルムは個人差がある。
カラーリングは基本二色だが、頭部までが覆われている場合、目などには三色目が施されている場合もある。
現段階ではほとんどが不明である。
■ヒスサイム
日本で最初の悪の組織。
2020年12月24日設立。
本社は京都市左京区下鴨にある。
初期は生きるために犯罪をしており、盗みしか働いていなかった。
しかし、2022年から改造社員を生みだし、重犯罪に手を染めた。
2032年に「戻橋事件」を引き起こし、2034年に壊滅。
壊滅理由は前述の事件だと思われているが、真偽は謎である。
■改造社員
ヒーローの力と同質でありながら、より強力な力を体内に宿した存在。
ヒーローがベルトを仲介して力を得るのに比べ、改造社員は体内から直接得ることができる。
仕組みは、現段階では謎である。
■スキルオーバー
二段階目の変身の通称である。
薫が成し遂げた二段階目の変身は、制御が難しい。
精神状態が不安定になると暴走してしまうため、危険と判断。
これを抑えるための制御プログラムをベルトに通し、意図的に二段階目の変身をするのがスキルオーバーである。
しかし、現段階では謎が多い。
■男は誰でも一本ドリルを持っている
どことは言わないが、みんなあるはずだ。
■集中治療(班)
「どんな傷でも治します」をウリにしている、社内医療チーム。
二班は、しょっちゅうお世話になっている。
治療中は眠らされているため、誰もその仕組みを知らない。
いずれ明らかになるかも。