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第七話

卓球のラバー(ラケットに張るゴム)は驚くほどデリケートだ 特に俺のスレイバーG2のようにスピンを追求したラバーには保護シートを貼らなければならない G2の初練習のその日、俺は保護シートをはがした 求めていた輝きがそこにある


1週間後に迫ったひよこたまごカップ それは1チーム4人の団体戦で行われる 通常の卓球の団体戦は1チーム7人の3シングルス2ダブルスだが、ひよこたまごカップは2シングルス1ダブルス このうち二つをとれば勝ちだ またチーム内に2人以上は女性という特別ルールが設けられている


俺は1stシングル エースのユキオは今回はナミとペアを組む 俺達がシャツに敗れた大会のニコニコブロックで屈指の好ゲームを演じたペアのナミだ ここ2ヶ月のナミの進歩は目覚しい カットと強打を覚えてきた ユキオとのコンビも様になってきている 最後の2ndシングルは幹事役のトモコ トモコはいいセンスを持ってはいるが全く練習をしていない 正直勝ちは望めないだろう つまり俺のシングルとユキオ−ナミのダブルスを取らなければ俺達に勝ちはない 面白いじゃあないか

 

この日から俺はユキオを相手にシングルスの打ち込みを行った 俺の七色のサーブはシングルスにこそ真価を発揮する サーブレシーブの得意なユキオが相手だけにサービスエースこそとれないが帰ってくるコースは限定される この3球目だ もっと強いスピン、噛み付くようなドライブだ まだ100%ではないが精度は上がってきた 3球目は決める球ではない 5球目で決めるチャンスボールを呼び込む球だ 5球目でクロスに低く速いドライブスマッシュ 勝ちパターンは決まった あとは練習に裏づけされた自信と思い切り振り抜く勇気だけだ


つづく  

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