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黒髪(詩集)

気づかないだけで、それはいつもそばに。

作者: 海ほたる

ある日、何かが少しずつ溜まっていった。

そして我慢しきれなくなったとき。

くるしくてくるしくてへドロを吐いた。

まいにちまいにち、たくさん吐いた。

すると、白い動物がやって来て、へドロを食べ始めた。

たくさん、たくさん食べて少しずつ黒くなっていった。

そして、真っ黒になったとき。

その動物は苦しそうに飲み込んで、そして二カッと笑った。

つられて、こっちも笑った。

涙がでた。

するとたちまち、二匹とも白くなった。

見えないものの、大きなもの。



.......愛を知った。


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