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人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚  作者: 咲良喜玖
エピローグと年表

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741/741

世界の年表

西暦で始まる。


3171年 ガルシア博士が発見した小惑星ガルミシアが地球に落下。

      その瞬間、計測不能の衝撃が感知された。

      だがしかし地球が無事である。

      謎が残されているが。 

      地球では、未知なるエネルギーが小惑星の残骸に残された。

      それをエーテルと名付け、地球人はエネルギーを取り出そうとする



3176年 五年経過して、無限エネルギーの抽出に成功

      名を『太陽炉』とも名付けて、エーテルとも呼んだ。

      管理を上手くする事で。

      分散させることにも成功した。 

      これにて、地球は無限エネルギーを使用できるようになったのだ。

      エネルギー問題に困ることが無くなる。

      画期的なものだった。


3188年 突如として異星人から勧告がなされる。

      地球の無条件降伏が主な内容だった。

      要約すると、奴隷星になれとの話だったので交渉決裂。

      地球種は敵に対抗するために太陽炉を使って戦いの準備をする。

      兼ねてよりの大型人形兵器(オーバードール)を完成させる。

      莫大なエネルギーを必要としていたために計画を断念していたものだ。


3200年 異星人たちが襲来。 

      地球人たちは太陽系全体を使って、抵抗開始。

      水星。木星などを利用して、ゲリラ戦を仕掛ける。

      異星人たちの戦力は、宇宙船と宙空戦闘機がメイン。

      対して地球人種は大型人形兵器(オーバードール)で対抗

      意外にも地球の技術が高かった。

      エネルギー効率の悪い大型人形兵器(オーバードール)でも。

      無限エネルギーのおかげで、戦えたのだ。


3207年 地球人は、戦いに勝てないと判断。

      人類の死滅を予想した。

      なので、地球種存続計画を立てる。

      大型宇宙船に人を乗せて大移動する計画だ。

      戦っている中で、必死に造船をしていた。


3210年 ここで最初の大移動をする。

      戦艦ハーパーが最初の移動だった。

      大型人形兵器(オーバードール)で護衛をしつつ。

      太陽系の外に送り出していった。

      だが、のちに連絡が来た。

      敵の追撃があったために無残に散ったことが記録として残っている。

      そこから、複数の船を作成して、いくつかが旅立つ。

      が、倒されたという連絡のない船は3隻だけである。


3213年 地球種存続計画は、変化する。

      成功率をあげるために、太陽計画が立案された。

      地球種。つまり、人や動植物などの全てを。

      遺伝子データとして保存して、宇宙のどこかに静かに移動する計画。

      宇宙船の大きさも小型化して、太陽炉で動かすと、敵に発見されにくいために。

      この計画が有効であると試算が出た。

      そこで、ノイル博士を中心として、宇宙船を設計。そして構築。

      宇宙船を動かすためのAIの一部には、感情の様な物まで仕込んだ。

      それがなぜかと言うと、母のような。父のような。

      そんな気持ちでこの地球種を温かく見守って欲しいと思ったからだった。



3221年 人類種保存計画の太陽計画始動

      船は六隻。

      マーミア。イリス。ソルト。ランクエル。ジェイ。ロード。

      それぞれ別な方向を向いて大移動を開始。

      無人船たちは、人が住める惑星を探す。 

      人もいないが、人を運ぶ。

      AIが大冒険に出た。



3222年 地球最後の連絡は敗北であるとの連絡。

      六隻にはその連絡があったので、この時にはまだ六隻とも生存である。 

      その後、双方ともにどのようになったかは分からない。

       


3225年 太陽系と似ている配置。

      太陽のようなものもあり、地球のようなものもあったため。

      ソルトが、惑星ジュシエルに着陸。

      生命を生み出すための準備をした矢先。

      惑星ジュシエルの唯一の欠点が判明。

      それが、異常気象の突然発生だった。

      凪のような時期と、猛烈な勢いの時期があり。

      これが予測不能であった。 

      そしてソルトは凪の季節に降りてしまっために。

      ソルトでも嵐の時期の演算が出来なかった。

      

      その中で一度降りて。

      しかも生命装置を作動させてしまったソルトは。

      計画を断念して別な惑星へ移動することが出来ず。

      なので、あえて高速で計画を実行した。

      人類の前に、動植物をいくつか出して。

      それを各地に運搬の機械を使って植えていく。

      そして人類を年代別に生み出して、それらを指導していった。

      

      だが、ここでまた凪の状態から、落雷や突風、豪雨などが起きる。

      この異常気象はランダム性が強く、強弱がない。 

      常に異常な強さの気象条件となる。

      その時に、人工生命装置が破壊されてしまった。

      このままでは新たな生命を生み出せない。

      しかも、今いる生命の生存も難しい。

      なのでソルトは生きる上で最低限の知識を与えた人間たちに。

      それぞれ指定した場所に移動せよと命令。

      その後、ソルト内にあった。

      機械類に命令。

      大型人形兵器(オーバードール)なども使用しているのでソルトの負担はかなりのもの。

      それらの様々な力で大陸を分割して。

      太陽炉の力もフル活用。

      異常気象を三カ所に集めた。

      特に、出来る限り宇宙船の周りに集中させたために。

      世界の中心にバリアが出来たようになる。      

      


太陽暦元年  西暦で表すと、3226年。

       ルヴァン大陸に移動したルヴァンが太陽暦を使用。

       母なるソルトに感謝をしつつ、今あるもので文明を構築しようとするも。

       地球並みとはならず、結局は古代人くらいの文明が精一杯だった。

       自分たちがソルトから産まれた事を知らない世代に移行していくと。

       彼らは独自の文明で進んでいく。

       この頃に、ルヴァンの腹心であった。

       エーテルローとエーテルハイの二家が出来る。

       エーテルローは、そのままルヴァンの地に残り。

       エーテルハイは、ワルベントに移動した。

       彼らが太陽の人の力を持つ新しい人間たちだった。 


1000年代 このあたりになると、各地の文明は中世程度にまでなる。

       進化をするに、人数が足りなかった。

       


1500年代 ここらで、武器の進化が起き始める。

       大砲の登場だった。

       ソルヴァンス時代に出来上がった大砲は、彼の周りがアーリアに伝承させた。

       大砲の発祥はワルベント。

       武器の生成は、常にワルベントが早い。

       鉄砲が出来るのは次。縮小化の方が厄介だった。

       それらが完成したのが若干遅くなってしまったので。 

       アーリアは知らずであった。

 

1831年  アーリア歴元年。

       ここまでで武器の進化。生活の改善。

       色々な事が起きてはいたが。

       ここでジュシエルの歴史の中でも最も重要な事が起きる。

       それが、人の繋がりだった。

       争いばかりを繰り返してきたジュシエルの民に、異質な人間が現れる。 

       世界平和を軸に行動を開始する人間フュン・メイダルフィアであった。

       彼の最初の思いは、そばにいる人の幸せだった。

       でも次第に世界情勢に飲みこまれていく内に、世界平和を目指す動きをする。      


       彼の出現により世界は平和となる。


1841年  アーリア歴10年

       フュン退位。アインが第二代国王となる。



1883年  アーリア歴52年

       フュンの最後のメッセージ。


1920年  アーリア歴89年

       世界大戦勃発。

       起こさないようにしていたが、世界の均衡が崩れる。

     

1929年  アーリア歴98年

       世界戦争終結。

       導いたのは、ディクソン・トゥーリーズ。

       レガイア王国の国王が、アスタリスク国王を説得して。

       元の巨大国家になって、分裂したオスロ連合国を叩いて終わる。

       イスカル。アーリアは、二大連合をして防衛に努めた。



1969年  アーリア歴138年

       世界大戦が再び起きる。

       上手くいかない世界情勢の中。

       そこに嫌気が差してきた人物が表に出て来る。

       それが、ミューズスター家だった。

       オスロ連合国が小さくなったことを利用して、圧倒的戦力を投入して進軍。

       ルヴァン大陸とイスカルを再び統治下において、世界が混乱する。

       このままでは、世界がミューズスター家のものになる。

       なので、そこから交渉による停戦が始まる。

       マックス・トゥーリーズと、サヌ・ロベルト・アーリアが交渉。

       三国時代を作って、世界戦争を停止させた。

       


1977年  アーリア歴146年

       人工衛星の打ち上げに成功したオスロ帝国

       通信網の構築をして、技術差がうまれる。

       通信を掌握されるのは良くないとして。

       ベクター・ロベルト・アーリアが一大計画を実行。

       それが、人類の先。未知なる大陸への進出だった。

       有人宇宙飛行を成功させる計画を主導した。


1985年  アーリア歴154年

       異端の天才児サドラー・ビンジャーが艦長となる事が確定。

       若干14歳だった。

       宇宙船の設計図も彼が考案したものだ。


1991年  アーリア歴160年

       乗組員を確保したかったが、乗れる人数に限りがあるために。

       艦長の知り合いを中心に選抜。 

       身体能力が高く忍耐力のあるファイが抜擢され。

       技術力と手先が器用なために、シロウも選ばれる。

       この時二人とも18歳。


1999年  アーリア歴168年

       宇宙船ゼファー号で、フュン計画が発動。

       艦長サドラーを中心に、大陸中央に到達、そして成功。

       人類の謎に迫った。

       ここから、時代は先を目指すことになる。


2000年  アーリア歴169年

       ファイ・メイダルフィアが世界に呼びかけをして、三大国会議が始まる。

       オスロ帝国皇帝シュヴァルツ・ミューズスター。

       レガイア王国国王マックス・トゥーリーズ。

       アーリア王国国王ベクター・ロベルト・アーリア。

       この三人に加えて、宇宙を移動した三人の計六名での会議。

       決まったことは、永劫停戦。

       ファイが、目指すべき舞台が宇宙である事を力説したために、三人が承諾。

       各国は自分たちの力を開示して、協力を始めた。

       全員で宇宙を目指したのだ。


2013年  アーリア歴182年

       世界の中心地から、ソルトを救出。

       かの地で支えてきた異常気象を抑制する機械を。 

       三大国がソルトの情報を元にして作れたので、ソルトを解放できた。

       ここから、ソルトのデータ内にあった地球の技術。

       これらも、持ち前の技術に加味されて爆発的発展をする。


2023年  アーリア歴192年

       ここでシア・ダーレーがアーリア戦記『最後の太陽』に続いて。

       人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚を発表。

       大ヒットの歴史小説となる。

       アーリア戦記を基準にして。

       英雄フュン・メイダルフィアを中心にした物語。

       娯楽としての書籍だったが。

       歴史書としても売れたらしい。

 


2058年  アーリア歴227年

       惑星ジュシエルの民たちは同胞を探すために。

       宇宙船メイダルフィア号を完成させる。

       第一号の先鋒隊となる船だ。

       母なるAIソルト共に、宇宙を目指す旅が始まる。

       英雄フュン・メイダルフィアが目指した人の繋がりは、ここで完成した。

       惑星ジュシエル内では、ここから争いをせずに平和であるからだ。



アーリア歴228年

太陽暦2059年


ここから年号が変わり、宇宙歴になります。

宇宙歴元年。

惑星ジュシエルの民は、他の太陽炉で作られた人間。または逃げ出せたかもしれない人間たちを探す旅に出ました。


ここからもし小説を書くとしたら、異世界SFファンタジーですね。




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