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人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚  作者: 咲良喜玖
最終章 反撃の為の第一歩 ラーゼ市街地戦

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第224話 オランジュウォーカー

 究極武装歩兵(オランジュウォーカー)


 アーリア大陸が誇る最強の武装を身に纏った歩兵部隊の事を指す。

 ウォーカー隊が完全消滅したこの時代。

 フュンは、大切な彼らの事を、どうしても忘れたくなかった。

 子供の頃から成長を見守ってくれて、生死を分けるような戦いに常にいてくれて、それに自分を人質から王にまでしてくれたウォーカー隊。

 最初の初陣から、大陸の英雄となるまで一緒だった伝説の大部隊。

 彼らのことが大好きだから。

 どうしてもそばにいて欲しくて、どうしても一緒に戦いたくて、フュンはこの武装にウォーカー隊の名を入れ込んだ。

 

 そして、フュンはこの戦いを、この武装を装着したゼファー軍と一緒に・・・。

 つまり、大切なウォーカー隊を継いだ軍と共に大事な戦いに挑んだのだ。 

 魂は・・・思いは・・・全てここへと、繋がっていた。

 いや、意地でもフュンは繋げてみせた。

 愛する者たちと共に戦い。

 そして彼らが目指した本当の自由を手にするために・・・。


 

 この武装は、皆で作ったアーリアの技術の粋を集めた最高傑作の武装である。

 フュンとミランダが基礎の設計。

 実際に作れるかどうかをサブロウとアンが試行錯誤。

 最終の形作りはショーンとジュリアンである。


 いつでも似たような思考をしていたフュンとミランダ。

 この二人は、敵の弾を受け流すような防具が欲しいと言っていた。

 それも動きやすい形のフォルムが良いとも提案していたのだ。

 そこで、かなり難しい注文であったが、サブロウとアンが考えたのは、薄い頑強な鉄を作り込む事であった。

 バルナガン産の鉄鋼をより強く、薄くして、柔軟にして防具にする。

 その際、ハリソンの助言を入れて、向こうの製鉄技術とこちらの製鉄技術を合わせることで、軽量化に成功した。

 元々、頑強さを生み出すことはできていた。

 特に銃の弾を弾くような鉄は第一段階で生み出せていた。

 だが、その頑丈さを維持しながら鉄を軽くするのが難しかったために、ここでハリソンが重要だった。

 彼がこの地にいなければ完成はなかっただろう。


 この武装。

 全身がオレンジ色である。

 それはミランダの髪色から来るものだった。

 ここの注文はフュンである。彼女の要素をどこかに欲しくて取り入れた部分だ。

 

 防具の所々が、流線形になっていて、相手の弾を受け流すような形をしている。

 これで同じ箇所に攻撃が当たっても、受け止めるのではなく受け流すことを目的にしているのだ。

 完全に、対銃での防具となっている。

 それと大事な事で、この武装には仮面がついている。

 顔を守るための仮面は、一人一人のデザインが違う。

 意外とおしゃれにも気を遣っていた。


 そして、究極武装歩兵(オランジュウォーカー)は、もう一つ武装がある。

 それが。


 「展開! ゼファー。タイム。防壁進軍です」

 「「了解です!!」」


 敵の攻撃範囲。射程距離に入った瞬間。

 ゼファー軍の前方が盾を展開。

 持ち手以外が透明な盾は、構えても前が見える仕様である。

 壁のようになった大盾でゆったりと進むゼファー軍。

 そうなると、ここからはどうぞ、どこからでも撃ってみてくださいに思える。

 だから、頭に血がのぼっているバルバロッサは、味方に対して、がむしゃらに撃てと指示を出した。


 「撃て。撃て。野蛮人なんか、蹴散らしてしまえ」


 銃なんて初めて見るだろ。

 100年も文明が違うのだ。

 知らない武器に焼かれてしまえ。


 バルバロッサの考えに完全同意しているのが、銃を撃つ兵士たちだ。

 遠距離で人を殺せる銃。

 それは、一発で人を仕留められる代物だ。

 狙撃銃であれば、かなり遠くの距離でも殺せる。

 この時のレガイア王国軍の兵士は、銃を二丁持っていた。

 狙撃銃と拳銃である。遠距離と中近距離の武器である。


 そして、相手は二万くらいの兵士たちだ。

 それだったら、どこを狙っても、誰かしらには当たるだろう。

 命中率を、敵の密集率でカバーする。

 それがワルベント大陸の戦いだった。

 だがそれは甘い。


 「な!? なに」


 その思惑は見事に外れるのだ。

 フュンは、その戦い方を熟知して、対策を取っていた。


 アーリアの盾は、敵の弾を一切寄せ付けない。

 傷もつかない強力な盾。

 その存在感は、バルバロッサを含めた敵全体の驚きとなる。


 敵との距離が近づいている途中で、フュンからの指示が出る。

 

 「リアリス! カゲロイ!」

 「「了解!」」

 

 二人の中距離部隊が、盾の奥から動き出した。


 先手を取るのはリアリスの弓。

 彼女は弓のフィアーナと同様に敵の小隊長を見極めていた。


 「くらえ。弓魔!」


 威力の高い矢を三本。

 それが師匠であるフィアーナの技。でも彼女の新技は二矢の速射。

 回転率はリアリスの方が上だ。

 敵の顔を目掛けて正確に矢が飛ぶ。



 敵の武装も、かなり頑丈ではある。

 向こうの製鉄技術は、大量生産でも素晴らしいものである。

 でも、向こうの弱点は一つ。

 顔面である。

 ヘルメットはしている。だから頭は安全。

 防弾の防備は念のためにしていた。だから胴体は安全。

 でも顔は何もない。

 これは、銃を持っていても狙ってできる事じゃないから、顔には何もないのだ。


 しかし、それではいけない。

 このアーリア大陸は、肉弾戦の大戦乱の時代を駆け抜けていたのだ。

 だから、顔を狙うなど朝飯前である。

 しかも、銃じゃなく、矢で狙う事が可能なのだ。


 今この時が、野蛮人が、文明人に意地を見せる時なのだ。

 


 「な、なんだと。矢が!?」


 衝撃の展開にバルバロッサは固まった。

 相手の射程距離じゃないと思っていた。

 矢と狙撃銃の距離なんて同列なわけがない。

 こちらが一方的に攻撃が出来る距離なのに、矢が届いてくる。

 長距離射程の弓。

 これに驚かないワルベント大陸の人間はいない。


 「ありえん。弓?? 矢が・・・矢が届いてくるだと・・・しかも、こちらに当てるだと??」


 レガイア王国がすべきこと。

 ここは引く事だった。

 彼らの射程外から延々と銃をぶっ放す。

 それが、戦術上は正しい事。

 しかし、バルバロッサは下がらない。

 フュンに馬鹿にされたことと、野蛮人なんか相手に下がってたまるかと。

 要らないプライドが邪魔をしたのだ。

 だから選択肢は一つ。


 「銃弾の嵐だ。とにかくあれを止めるんだ。進軍を止めろ」


 これしかなかった。

 距離が狭まった今。

 銃を持ち替えて、一万弱の兵の銃弾をお見舞いする・・・。

 のかと思われた。

 しかし、全てはフュン・メイダルフィアの考えの通りに動くのであった。



 ◇


 距離を若干詰める事に成功した。

 ここが勝負。

 カゲロイが叫んだ。


 「こいつは、俺の番だぜ。野郎ども行くぞ。双子。お前らはまだ待てよ。お前らの出番じゃねえ」

 「「了解!」」

 「おっしゃあ。影部隊。放り込むぞ。サブロウ丸ピッカリ号MkⅡだ」 

 

 究極閃光弾。

 サブロウが改良したピッカリ号はバージョンアップして帰って来た。

 影部隊の五十名が同時に遠投して、ゼファー軍の盾の前。レガイア王国の目の前に弾がいくと、リアリスの部隊が矢で射る。

 すると大爆発を起こした。


 『目が焼ける』


 そんな表現をしてもいいくらいの眩い閃光が、ラーゼ市街地を照らした。

 光によって敵の目が潰れた瞬間、フュンが叫んだ。


 「今です! ゼファー。タイム。突撃です」

 「「はい」」


 指令を受けた二人。

 ゼファーが前方軍の前を担当。

 タイムが後ろを担当した。

 前後に別れたのにも意味がある。

 それは、ゼファーの突進を手助けするために、タイムが補強するためだ。



 ここで、ゼファーと共に前へと進む軍は、盾を捨てた。


 「ゆくぞ。突撃だ」

 「「「おおおおおおおおおお」」」


 自分の得意武器を持って、突進するゼファー軍。

 肉弾戦。

 そんなものを経験したことがないだろう。

 ワルベント大陸は、基本が銃撃戦なのだ。

 武器を持って直接対決する勇気は、果たして向こうにあるのか。

 フュンはじっくり敵を見つめて、指示を出していた。


 「ミシェル。中距離部隊はあなたの指揮下に入れます」

 「はい」

 「僕は彼らの後ろに入りますので、あなたが後方支援部隊となってください」

 「わかりました。フュン様」


 フュンは突撃した前方軍の背後に入った。



 ◇


 目が潰れているレガイア兵たちは、雄叫びだけが聞こえていた。

 頑張って、目を開けても、瞳は世界を映しださない。

 視界の回復が遅れていた。


 敵の圧力ある声が、徐々に近づいて来る。

 その声に心がざわつき、そして、声が大きくなっていくのもまた恐怖心に繋がっていく。


 世界が見えてきた。

 その時には、敵は数メートル先に来ていた。


 「うわああ。撃て・撃て・・」


 先頭にいた腰の引けた兵士が一発銃を撃つ。

 しかし、先頭を駆ける鬼は、その弾を見極めて、左の籠手で弾いた。


 「軌道は読める。その武器は! そこから真っ直ぐしか飛ばんからな。変化がないものに、我は負けん!」

 「・・は!? はあ???」


 何を言ってるんだこの男はと。

 兵士は、ため息すらも叫んでいた。


 「我らに勝とうなど、100年早いわ。出直せ。ワルベント大陸の者たちよ」


 ゼファーの槍が、先頭の兵を切り裂いた。

 そこからは総崩れに近い。

 なぜなら、隊列に入り込まれたら、銃をすぐには放てない。

 味方に当たる恐れがあるからだ。


 銃の弱点。

 それは、近接に弱いこと。

 隊列が崩れればさらに弱点を露呈することになる。

 そして、アーリア大陸の人々は、近接に異様に強いのだ。

 だから、噛み合えば、あとはこちらの勝利は目の前である。


 中に入ったらゼファーを援護するように。


 「パイリン。シャロン。もう少しゼファーさんよりも離れて。トイトイ。右に」


 タイムの絶妙な援護の指揮が入る。

 ゼファーの突進が更に強化されていた。


 「「タイム!」」

 「ん?」

 「我らにも」「まかせろ」

 「わかりました。ニール。ルージュ。ゼファーさんの突進を援護です。左右に展開です」

 「「了解」」


 フュンが指揮を取らずとも、彼らは勝手に行動が出来る。

 なにせ、フュンの考えなんて、伝えてもらわなくても、勝手に分かるのだ。

 思いが繋がっている軍。

 それがウォーカー隊の魂を継いだ軍。

 ゼファー軍なのだ。


 ◇


 ゼファーは真っ直ぐ敵を切り裂いて、敵大将を視界に捉えようとしていた。

 しかし、敵も味方に当たっても良いと、銃を使用し始めた。

 左右から銃撃を受ける形は、さすがのゼファーでもまずい。

 籠手で何とか弾いているが、このままでは危険である。


 そこに。


 「おい」「ゼファー」

 「「走れ」」

 「くっ。ニール。ルージュ」

  

 相変わらずの仲の悪さ・・・のように思う所だが。

 でも、ここも実際は仲が良かったのだ。


 「我が走って、貴様らがついて来れるのか」

 「何を言って」「いるんだ?」

 「「我らについて来れるのか? 馬鹿!!!」」

 「なんだと。この双子め」

 「いいから」「いくぞ」

 「「馬鹿!」」

 「くっ。仕方ない。連携だ。ここは殿下の為だぞ」

 「ん。それはな」「しかたない」

 「「ここは殿下の為に協力しよう」」


 結局、最後のセリフの殿下の為。

 これがあると三人は協力関係になる。


 「いくぞ。ニール。ルージュ」

 「「了解」」


 ゼファーの前進の脇を、双子が固める。

 横からゼファーの進軍を邪魔する者を、双子が撃退する。

 敵の銃を籠手で防ぎ、反撃はナイフで顔面に投げる。


 影の達人にとって、こんな事は簡単な事である。

 しばらく切り裂くと、目標人物が奥にいた。


 「よし。あれだ。馬鹿大将だな。殿下に口で勝てるわけがないだろうに」


 殿下と口で対戦する男は、問答無用で馬鹿認定。

 それがゼファーの人生での考え方である。


 ◇


 「見つけたぞ。こいつだな・・・」

 「なに!? て、敵将だと?」


 バルバロッサは怪物を見て、足がすくんだ。

 オレンジ色の武装から溢れる闘気は、人を越えていた。

 鬼に見える。

 

 「し、死ね・・・近寄らせるか」


 銃を一発。

 ゼファーの心臓に放つ。

 その弾は、彼の武装に直撃・・・しなかった。

 到達する前に、ゼファーの槍が弾を斬った。


 「は? え???」


 あまりの出来事に、バルバロッサは、銃と彼を二度見する。


 「貴様。腕がいいのだな。銃身がブレていない。目標物に向かって、銃を放てる男だ。優秀だな」

 「な。なに!? く、クソ。まだまだ」


 残された弾は、四発。

 ここで使い切ろうと、全てゼファーの急所を狙った。

 頭。顔。心臓。太ももなど。

 弾が入れば死ぬ位置に正確に撃ったのだ。


 しかし、ゼファーの槍が回転すると、その弾を全て斬った。


 「な・・・ま、ぐれじゃな・・いだと」


 言葉も出せぬほど驚く。

 もう人間技じゃないからだ。


 「いや、貴様の実力があるから、簡単にいくのだ。これがここらの兵だと上手くいかん。手が震える奴が多くて困るのだ。奴らの銃だと、何処を狙っているか分からん! もう少し上手く扱え!!」

 

 一般兵だと、照準がブレて、着弾場所を読めないから戦いにくい。

 でも、バルバロッサだと簡単だ。

 なぜなら、しっかり狙っている所に銃を放っているからだ。


 と説明してくるゼファーは化け物である。

 だから、バルバロッサは震えていた。

 自分に恐怖心などないと思っていた。

 戦う時に、感情などないと。

 今まではそう思っていたが、それは間違いだった。


 今、目の前にいる怪物に、心の底から震えている。

 恐ろしい鬼がいる。

 この大陸には怪物がいる。

 鬼が住んでいたのだ。

 アーリア大陸には、恐ろしい鬼がいたのだ。


 「では。すまん。貴様は斬る!」


 と言ったゼファーが突如として目の前に現れた。

 彼の移動が見えなかった。わけじゃなく、近づいてくる恐怖で認識が遅れたのだ。


 「斬!」

 

 言葉としては斬る勢いだったが。

 ゼファーは、槍を裏がして、バルバロッサを叩き潰した。


 「・・がはっ・・・こ。これは・・・み。ミルス様・・・・マキシマム様・・・手を出してはいけなかったのでは・・・この大陸・・・に・・・・」


 虎の尾を踏んだ。

 眠れぬ獅子は、眠らせておいた方が良かったのでは。

 手を出さねば、負ける事はなかったのでは・・・。


 ワルベント大陸で、一番早くその事を理解した男が、バルバロッサであった。

 彼は、鬼の顔を見て、恐怖しながら眠りについた。






ここでの戦い。

市街地戦は本来バラけた方が強いです。

行動が制限される団体行動よりも、小部隊で家々の壁を利用して進軍をした方が良かった。

でも、レガイア王国側の進軍はフュンの作戦で塊にさせたので、その時点でフュンが有利になっています。

街にいるはずの民が、どこにもいない異様な場所。

これを作った事と、ウインド騎士団とロベルトの戦士たちの暗殺が効いています。

この二つで、味方同士で固まって動いた方が良いとの判断を敵にさせました。



最強武装

究極武装歩兵(オランジュウォーカー)のお披露目の回。

上から、兜。仮面。首筋。肩。胸当て。胴体。腰回り。足。こんな感じで体を守っています。


そしてこれに、籠手もあります。左右にです。

これが小さな盾代わりで、あとは特殊な盾があります。

サイズは大盾です。

この盾がこの武装を完成させたと言ってもいいです。

名前は三つ巴(オールアーリア)です。

透明な部分は、中で光が屈折するようになっています。

ピッカリ号の光は、これでいなしています。

でも完全に光をこちら側に遮断するような屈折じゃないので、ピッカリ号の時には、兵士たちは少しの間だけ目を瞑って進軍してました。

それで欠点が、前が少し見えにくくなることです。

でも、この盾自体は強力です。

あと透明になったのは、副作用です。

バルナガン産の鉄。ガイナル山脈の鉄。そして、シルリア山脈にある鉄。

これら三つの国の鉄を混ぜ合わせて、ある特殊な鉱石を混ぜ合わせたら、色がそうなりました。


この武装は、アーリアが誇る職人たちの手で作っている。

ここが、どの大陸にもない武装となっている要因で、ロベルトの職人たちが疲弊した原因です。

工場では得られない完成度は、職人の力であります。

人の力が偉大である証です。


この考えに辿り着いたのは、今の力で、精密機械から作っても、敵に追いつくとは思えない。

十年以上もの時間が必要かもしれないとフュンとミランダが考えたことで。

今いる人で最大限の成果を。

となると、手作りの防具ではないか。

この考えに辿り着いたのでした。


しかしこの考えは非常に大きいです。

現在のよその大陸たちの銃のレベルが上がりきる前に、この防具が完成したのが大きい。

もう少し銃のレベルが高ければ、この防具を貫くような威力でした。

それでは、アーリアの勝ち目はないと言えるでしょう。

フュンの運の良さはここにあります。

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