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安いウナギってまずいんすよ

パソコンやさんで買ったキーボードが壊れてたのはいい思い出だと思います。おとーちゃんはクレーマーなので、文句を言えと言ってきたんですが、僕は優しいので見なかったことにしました。

僕は天才なんだ。今までだっておとーちゃんやおかーちゃんにいっぱい褒められて育ってきたんだもん。

今日が僕の命日だったとしても、それは僕が天才であるが故さ。



森家では、心介の葬式が行われた。

「ウッウッ(泣)心介ぇ~~...」

どうして泣いているんだいママ。僕はここにいるじゃあないか。

「それはどうかなお坊ちゃん」

む。なにやつ。

「僕は神さまだよ。僕が君を殺したんだ。」

なんだって!許せない!

「まぁまぁ落ち着きたまえよお坊ちゃん。ほら、君の魂は、まだ生きているだろう?」

ほんとだ!じゃあ僕は死んでいないんだ。

「そう。君は死んでいない。ただ、ちょっとばかり違う世界にお引越しするだけなんだ」

よかった。おとーちゃんおかーちゃん、今までありがとう。僕は知らない世界で元気に生きるよ。

「じゃあいこっか」


僕たちはとんだ。


「ここが僕の新しい世界なんだね。きれいだなぁ」

「さぁ行っておいで。ここで君は自由に生きるんだ」


知らない森に落とされた。僕は死んだ。


僕は死んじゃったんだね。神さま。

「ごめんね。この世界は、ちょっと厳しかったかな」

そうだね。次はもっと地面の柔らかい世界にしてよ


僕たちはとんだ。


知らないお布団に落とされた。僕は生きてる。


「さあ、ここが君の新しい世界だよ。楽しんでね♪」


そういって神さまはきえてしまった。


\ボッ/


\ジュワッ/


「すごい!ここでは魔法だって使えるんだね。あっ」


家が燃えてしまった。僕は捕まった。


「君は一体どこから来たんだい?」

「僕は遠い星から来たんだ」

「うーん」


三日たった。


おなかがすいて死にそうだ。


「あらあなた、見ない顔ね」

しらない娘が牢の外から顔を出してきた

「ちょうどよかった。僕を逃がしてよ」


「僕を逃がしてくれてありがとう。君の名前は?」

「あらあなた、私のことを知らないの?」

「へぇ。君ってすごい人なんだね。」

「ええ。この監獄で、死刑執行人をしているわ。」


僕は死んだ。


神さま。次はみんな優しい世界へ行きたいな。

「そうだね。次はみんな優しい世界にいこう」

あれから僕は、ケチになりました。もともとケチだったかもしれません。ある日、たこ焼きを食べたんですが、どうにも50円玉を食べてるような気がして嫌な気分になりました。

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