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出来る限り設定齟齬をぶん殴った結果です。

ファンタジー小説の設定集。

魔法と魔術の違い: 魔法は主に、常人でも一定上の魔力(常人が1の魔力を有しているとすれば、魔法使いは5よりも上)と素質があれば扱える能力──を指す。5大属性と呼ばれる『風火土雷水』(基本となる自然エネルギー5つ)を基盤とし、既存の世界構成に干渉することで、自然的な現象を生み出す。

空気中にはそれらの属性の原子構造となる『氣』が漂っているが、それを魔力によって形造り、魔力を注ぎ込むことで発動させる。その際、呪文の詠唱などは必要としない。


対して魔術は、発動者の意志を宇宙の事象に適用することによって何らかの変化を生じさせることを意図して行われる行為、その手段、そのための技術と知識の体系である。

ただし一般通念としての魔術は魔法と異なり、少なくとも見かけ上は魔法よりも超常的、超自然的なものとされる傾向がある。(魔法が焔の弾を生み出すだけに対し、魔術は焔槍などを生み出すことが出来る、など)


また、魔術によって引き起こすことができると想像される事象は、超自然的なもの、外面的・物理的なもの、内面的・精神的なものなど、様々なジャンルがある。魔法と大きく区別されるのは、発動可能な現象の多少である。

上記の通り、魔法は単一の行動しか起こせないのに対し、魔術はバリエーションに富んでいるのだ。


魔術の発動回路は基本的に不変であるものの、発動者の特性に強く依存するが、成長しないわけではない。そのために魔術師は研究をすることで、己を成長させようとする。


魔術の種類はおよそ三つとなり、一般的なものは術式と呼び、構成を紋様の陣などとする場合を術陣、そして直接描いて儀式をするものを式陣と呼ぶ。


魔法・魔術を行使する際に必要な構成のことを魔法構成・魔術構成と呼ぶ。いわば内部構造であり、発動の過程そのものだ。論理的かつ精密なものであるため、一つでも狂っていれば発動されない。

一般に、魔法よりも魔術の方が発動過程が長く、その為の術式や呪文の詠唱が必要不可欠である。


魔術師の魔力を魔法使いと比較するならば、例えば、魔法使いの魔力上限が15だとしよう。対し、魔術師は50前後が上限となる。後述の魔女殺し、魔女はその遥か上をいく。



魔術特性:魔術師においての得意分野のこと。

魔術回路には個々人の得意分野がハッキリと現れるが、その偏りが特性を生む。

基本的に特性を変えようとしても変わらないものだが、あえて使わないことはできる。得意なものを封じることとなるため、自己否定にも繋がり、行使に影響が出る場合も。

特性は多くあるが、属性別として表せば、基本的なモノとして風火土雷水。

また、風と水を合わせて氷属性を作り出す──というようなことは、過程の複雑さゆえに、魔術師のみが可能。



魔術回路:魔術師が術式の行使時に必要とする、体内に組み込まれた特別器官の一つ。魔力を有した無数の糸が絡み合っている。

ただし、術式を行使する魔術師はその形状を把握しておらず、できず、感覚的なものでしかない。

特性に応じて使えない術式があっても、魔術回路には総ての術式に応じた回路が刻まれており、個々人の練習次第では、それが花開くこともある。



魔女:一般に、代償として悪魔に魂を売り、その力を行使する魔術師を指す。魔術師の中でも『冥』の特性を持っている、或いは、特性を持っていなくともそれを行使した魔術師を指す。魔女は人外扱いされ、黒魔女とも呼ばれる。冥は黒魔術を指す。



聖女:一般に、神の力を借り、それを人々に好ましい目的(祈祷、治癒など)で行使する者を指す。『天』の特性を持っており、これは白魔術を指す。黒魔女と対称に白魔女、とも呼ばれる。



魔女殺し:黒魔術と対の存在ともなる白魔術を行使する聖女のみが、魔女殺しと成り得る。悪魔の力を手にしている魔女と対等に渡り合えるのは魔女殺しのみであり、故に、畏怖畏敬の念をもって接される。

また、誰でも白魔術を扱え、聖女となれるワケでもない。条件として女性であり、魔力を魔女と同等に有しており、身に一切の穢れが無いこと《処女》を条件とされる。



精霊:草木、動物、人、無生物、などひとつひとつに宿っている、とされる超自然的な存在。他に肉体から解放された自由な霊や、5大属性を司る霊を意味する場合がある。



精霊使い:上記のような精霊と契約を結び、使役する者を指す。精霊と契約を結んでその力を行使することと、神の力を借り、その力を行使する白魔術とは、別物である。また、魔術師と同等の存在である。

精霊をどのように使役するかは分かりません。後で禁書庫で調べてきます。()


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